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Alejandro Escovedo A Man Under the Influence 70年代末から活動しているベテランロッカーの2001年作。ストリングス等を多用したアコースティックナンバー、ハードなロックナンバー共に最高の出来。どこか危うさのある雰囲気も魅力。Chris Stamey&Mitch Easter(ex.DB'),Ryan Adams&Caitlin Cary(Whiskeytown),Mac&John(Superchunk)等参加メンバーも非常に豪華。 2001 Bloodshot 2200  
Alejandro Escovedo Gravity 92年発表の1stソロ作がボーナス・ディスク(ライヴ・トラック9曲)付で再発。ロック、カントリー、ブルース、フォーク、どのジャンルにもカテゴライズすることの出来ない独自の音楽性は当時から確立している。10年たった今も決して色褪せることの無い傑作。ライヴ盤もボーナスの域を超え最高。 2002 Texas Music Group 2200  
Alejandro Escovedo Thirteen Years こちらは93年発表のソロ2作目の再発盤。ストリングスを多用した繊細なサウンド・アレンジにより、力強く美しいメロディーが引き立つ仕上がりに。勿論こちらも傑作。アルバム収録曲のインスト・バージョン4曲、ライヴ音源3曲(Peter Case,Ian Hunter,Lou Reedのカバー)、"Gravity"Buick MacKane(Escovedo's hard rock band)バージョン、の全8曲収録のボーナス・ディスク付き。 2002 Texas Music Group 2200  
Alejandro Escovedo Por Vida: The Fan Club CD 主として2001年アルバム「A Man Under The Influence」発表時のツアーのライヴ音源。各公演からの選りすぐり。 2004 More Miles THan Money 2400  
V.A. Por Vida: a tribute to the songs of Alejandro Escovedo 今春、病より復活を遂げたアレハンドロ・エスコヴェードへのトリビュート・アルバム。2枚組、全32曲のボリューム。並んだ名前を見ただけで涎ものの豪華参加メンバーです。中味も勿論文句なし。
Lucinda Williams, Steve Earle & Reckless Kelly, Jon Langford & Sally Timms,Calexico, John Cale, Los Lonely Boys, Cowboy Junkies, Charlie Sexton, JonDee Graham, Howe Gelb, Ian McLagan, Peter Case, Ian Hunter, Jayhawks, Chris Stamey, Pete Escovedo & Shiela E., Son Volt, M.Ward with Vic Chesnutt & Howe Gelb(!), Caitlin Cary, The Minus 5, Ruben Ramos etc.
2004 Or Music 2800  
V.A. Escovedo 101 - Songs of Alejandro Escovedo 超豪華メンバーによる2枚組トリビュート・アルバムも本国でリリースされていますが、こちらはカナダのアーティスト18組によるトリビュート。Ray Condo、Bob Egan、Linda McRae、Kevin House(ジャケ画も担当。Goateeにてアルバム販売中)、Good兄弟(セイディーズ)とブルー・ロデオのリズム隊の合体プロジェクト、くらいしか知った名前がありませんが、クオリティは先に述べた2枚組に負けず劣らずです。元曲のもつ楽曲としての力を再確認できるのはもちろん、アレハンドロが国境を超え隣国カナダでも広く敬愛されているということがわかります。 2004 Magnetic West Productions 2400  
Alex McMurray Banjaxed ニューオーリンズやルイジアナで高い評価を受けているアレックス・マクマレーの話題のデヴュー盤。大きな特徴は、心に染みるスモーキー・ヴォイス。本作は、親友でこのアルバム作りにギタリストとして参加しているジェフ・トレフィンガーの自宅で録音されたもの。ドラムスにカーロ・ナッシオ、ピアノにグレイス・トレフィンガー、オルガンにボブ・アンドリュースなどが参加。高まる感性を抑制しながらソフトに語りかけるようなヴォーカルが、なんといってもアレックスの存在感を際立たせている。フォーク・シーン伝統の弾き語りも捨てがたいが、アコーディオンを配した洒脱なトラック、ジャジーなサウンドが似合う楽曲なども魅力的。(以上、Buffaloプロモーション・コメントより。一部省略。)
ボビー・チャールズ、トム・ウェイツらの名前を引き合いに出されているよう。
2003 Velvet Pod Music 2400  
Amy Cook The Bankhouse Recordings   以前はLA在住(ジム・ビアンコとも親交あり)、現在はテキサスの西のはずれのMarfaという街に拠を構え、オースティンなどで活動する女性SSW、エイミー・クック。2005年リリースの1stアルバムにライヴ・トラック2曲を加えてリイシュー。本編10曲は、エイミーのヴォーカルとギターのみ、星空の下レコーディングされ、生々しくもジェントルな美しい曲達が並んでいる。 2007 Bankhouse Records \2200  
Anne McCue Amazing Ordinary Things 上記Anne McCueの2000年発表の1stアルバム。ロックバンドでギタリストを務めていたこともありギターの腕前もなかなかで、アルバムではほぼすべてのギター・パートを自身でこなしている。ルシンダ同様、フォーク、ロック、ブルース、ジャズetc.、様々な要素をミックスしたスタイルを持っているが、この作品ではストリングス等を大幅に取り入れ、憂いの有る洗練されたサウンドに仕上げている。Larry Klein(Joni Mitchell),Greg Leiszらが参加。 2000 Relentless Records 2400  
The Band of Heathens The Band of Heathens   2枚のライヴ盤を経て遂に完成した初のスタジオ・アルバム。プロデュースはRay Wylie Hubard、マスタリングはGurf Morlix、他にStephen Brutonと Patty Griffinがゲスト参加と、錚々たる面子が名を連ねておりますが、、、そんな売り文句はもはや不要とでもいわんばかりの貫禄の1枚に仕上がっています。 2008 self-released 2000
The Band of Heathens Live at Antone's   オースティンを拠点に活動、、Ed Jurdi、Gordy Quist、Colin Brooksという3人のシンガーがフロントに、、それぞれがギター・プレイヤーとしても確かな腕を持っていて、、ドラマー(John Chipman)が共通、、という、一部では若手リゼントメンツなんて例えもされているBand of Heathensの2枚組ライヴ盤(DVD&CD)。といっても、個性の固まりのような曲者4人が集まって一緒にやってますというような雰囲気のリゼントメンツに比べ、それぞれのキャラ立ちという意味では一歩譲るものの、バンドとしての一体感はこちらのほうが上、また、若くフレッシュでぎらぎらした空気がビシビシと伝わってきます。音のほうも、もうちょっとストレートに王道(?)な感じで、地元メディアではザ・バンドを引き合いに出して語られることも多いよう。前作(初作)に引き続き本作もライヴ盤ですが、今春には初となるスタジオ作もリリース予定、期待は高まりますね。 2007 self-released \2300  
Beaver Nelson Motion 盟友ジャド・ニューコムとの共同プロデュースによる最新作。荒ささえ感じさせるロック・ナンバー、レゲエ調など楽曲の幅を広げつつ、落ち着き・貫禄を増したようにも感じられる仕上がりとなっており、一段上のステップへと突き抜けた感がある。スロウなナンバーでの枯れた哀愁はいつもどおり最高。それにしてもジャドのギターは相変わらず素晴らしい。誰の作品であろうと、そのシンガーの歌に寄り添いながらも存在感充分という。 2004 Freedom 2000  
Bluff City Backsliders Bluff City Backsliders テネシー州メンフィスを拠点に活動する8人組大所帯バンドの初作。かの地のベテラン・ミュージシャンを中心に99年に結成され、戦前のアーリー・ジャズ、ブルース、ジャグ・バンド・ミュージックetc.をバンジョー、マンドリン、フィドル、ピアノ等を織り交ぜた多彩な編成で披露するライヴが話題を呼び、アルバム・リリースのはこびとなった。熟練の技術とB級感覚、そして勢いとが交じり合ったグッド・ミュージック。あのジム・ディッキンソンによる推薦コメントも。 2002 Yellow Dog 1500
Bruce Robison Country Sunshine オースティンのSSWブルース・ロビスンの、ソロ・オリジナル・アルバムとしては最新の2001年作。1stもググッとくる名曲揃いでしたが、こちらはさらにググググッとくる超名曲揃い。これまでこのアルバムを聴かずにいたのが本当に悔やまれるほど。ちょっと気を緩めると全編涙流しっぱなし、というくらい胸に迫ってくるメロディーで溢れています。カントリーと言って片付けてしまうにはあまりにもったいない傑作。もちろん美貌&美声の持ち主である細君ケリー・ウィリスも参加。あえて例えるなら、G.パーソンズ&E.ハリスという感じかもしれませんが、そんな例えは不要。と、個人的な感想ばかりで肝心な内容についてまったく触れていないので、そちらについては、SOW掲載レヴュー参照。
http://www.ne.jp/asahi/mit/sweet-old-world/revew-oct-01.html
2001 Boars Nest Records 2100  
Cathy Rivers Ascension アリゾナ州トゥーソンを拠点に活動するCathy Riversの2作目。6曲入りEP。やさぐれ女カントリー・ロッカーといった雰囲気の前作と同じくテディ・モーガンがプロデュース。また、エリック・ヘイウッドも引き続き参加。それに加え、今作ではニック・ルカ(ジャイアント・サンド作品への参加などで知られる)、ジョーイ・バーンズ(Calexico)が参加。というわけで、そういう音になってます。かなりはまってます。 2004 Alto Voltaje Records 1600  
Chris Laterzo Driftwood 西海岸を拠点に活動するSSWクリス・ラテルゾの4年ぶり3作目。そのニール・ヤング・フォロワーぶりがまっとう過ぎるせいか、あまり大きな注目を集めてはいないようだけれど、どうにも抗えない魅力があります。なにより曲がいいし。 2004 Yampa Records 2100  
Chris Laterzo American River(1997,1st)
Waterking(2000,2nd)
西海岸を拠点に活動する、日本ではおそらくまったく無名(米国でもかも?)のSSW、Chris Laterzoの1st、2ndアルバムを入荷。N.YoungやG.Parsons、最近ではN.CasalやS.Thomasらを思わせる、アコースティック、エレクトリック織り交ぜたルーツ・ロック・サウンド。ウェスト・コーストのアーティスト特有のおおらかさ、男っぽさの中に時折顔をのぞかせる繊細さがアルバム全体を非常に聴きやすいものとしている。傑出したソングライターであり(私見)、これほどの才能が紹介されずにいたのは惜しい限りである。2000年発表のセカンドのほうが全体にややエッジが立っている。   Yampa Records 各2200  
Chris Mills The Wall To Wall Sessions 2005年1月に、わずか3日間で製作された最新作。Kelly Hogan、Nora O'Connor、David Naglerなどなど地元シカゴのミュージシャンが大勢参加しています。前作「Silver Line」で聴かれたオーケストラル・ポップ路線を引き継ぎつつ、それ以前の作品で強く感じられた骨っぽさも加味し、キャリア史上ベストの作品といってもいいでしょう。シカゴ音響派からブラッドショット勢まで幅広い人脈を持ち、最近ではルセロと一緒にツアー回ったりもしていますが、、その柔軟性と、なにより優れたソング・ライティングの才が多くの人間を惹き付けるのでしょう。 2005 Powerless Pop 2400  
Cisco 7740 Valmont St. 98年ホンキートンク色の強いアルバムでデビューした西海岸のSSWCiscoの6年ぶりの新作。今回は趣をかえて、なんというかロッド・スチュワートみたい、、30年以上前の。シンプルでレイドバックしたアコースティック・ロック・サウンド、男くさくも女々しいようなヴォーカル、楽曲も良く、非常に心地よいアルバムです。プロデュースはドワイト・ヨーカムなどの仕事で知られるピート・アンダーソン。 2004 Little Dog Records 2100
Collin Herring The Other Side of Kindness テキサス在住の若きSSWの2作目。リチャード・バックナー、ジェイ・ファーラー、初期ウィスキータウンなどの名前を前作発表時に挙げたが、本作でもその印象は変わらない(もちろんよい意味で)。レコーディング・メンバーも前作とほぼ同じで、このメンバーでツアーを重ねてきてもいたようで、音はシェイプアップされ、バンドとしてのまとまりが素晴らしく良くなっている。そのままのノリか、ソロ名義作品であるけれど、10曲中2曲はインスト。父Ben Roi Herringのペダル・スティールや鍵盤楽器、そして新たな女性メンバーによるヴァイオリンがよいアクセントとなっているが、基本となるシンプルなバンド・サウンドの中で各々の楽器の音の粒立ちがよくなっているのは、ホワイト・ストライプスやメデスト・マウスと仕事をしてきたプロデューサーStuart Sikesの力によるところも大きいのだろう。 2004 self-released 2200  
Collin Herring Avoiding The Circus テキサスの弱冠25歳のSSW、Collin Herringのデビュー作。バンジョーやマンドリン、そして父Ben Roi Herringによるペダル・スティールやキーボードを多用したサウンド、とはいってもカントリー色が強いわけではなく、音・スタンスはあくまでロック。歌唱は強く太く、ソングライティングの力は既に確立されており、全14曲捨て曲なし。例えるならリチャード・バックナーを少し陽性にした感じ、、とか。また、時に初期ウィスキータウンを思わせたりも。さらに言うならば、ジェイ・ファーラーが切り開こうともがいているアメリカン・ロックの新たな境地へ共に進んでゆきそう、、とか。ともかく、今後要注目の重要アーティストである。プロデュースはMatt Pence(Jay Farrar's Sebastopol)。 2002 self-released 2300  
The Creekdippers Political Manifest タイトルからもわかるとおり、現在のアメリカに対する彼らの意見を表明したともいえる作品。が、彼らのこと、音楽作品としてもちろん素晴らしい作品に仕上がってます。ここにも、現在Goatee最注目のアーティストの一人Tom Freundが参加。Don Heffington、Greg Leiszも。 2004 Creekdipper Records 2200
Daryl Scairiot Saint Rose Parish サンフランシスコ在住のSSWのデビュー作。自ら「Americana Noir」と名づけるその音楽は、、ときにキャバレー・ミュージックのようであり、また、フィドルやアコーディオンに寄り添われ切々と歌い上げる美しいバラッドもあり、そしてアコースティック・パンクとでも呼べそうな性急な曲があったりと、なんとも一筋縄ではいかない。艶のあるダンディな声で、本人大真面目にやってるんだろうけど、どうにも奇天烈な雰囲気が滲みでてくる様は、なんとも形容しがたいけれど、、、とにかく素晴らしいメロディーが並んでます。 2004 Scorpiolovesongs 2300  
Dolorean Not Exotic オレゴン州ポートランドを拠点に活動するバンドの初作。このアルバムのレコーディング自体は2001年から2002年にかけて行われており、地元関係者にはCD−Rコピーが出回り、それが評判をよび、昨年暮れに正規リリースの運びとなった模様。サンクス欄のクレジットから親交が深いと思われるフィルムゲレロ周辺のアーティストにも通ずる幽玄な音の響きも魅力のひとつであるが、より生な感触の楽器の鳴り、メロディーの立った楽曲、そういった要素が彼らを他のバンドとは一線を画す存在としている。ゆったりと静かでありながら力強さを感じさせるサウンド&アンサンブル、美しいメロディー、どこか懐かしさを感じさせる空気感等から、ニール・ヤングmeetsニック・ドレイクなどとも評されているよう。間違い無く今後要注目のアーティスト。 2003 Yep Roc 2400  
Eliza Gilkyson Paradise Hotel 約1年という短いスパンで届けられた新作。優しさ、温かさ、深み、そして厳しさといったものを強く感じさせる素晴らしいアルバムです。そのサウンドではなく空気感、スピリッツからはゴスペルと同じような神々しさが感じられます。引き続きプロデュースはマーク・ホールマン、参加メンバーはMike Hardwick, Glenn Fukunaga,Michael Ramos, Rich Brotherton, Slaid Cleavesなどなどと、オースティン好きにはたまらない面子ですね。 2005 Red House Records 2300  
Eliza Gilkyson Land of Milk and Honey 温かく優しく、そして力強い歌声。プロデューサーMark Hallmanはじめ、オースティンの腕利き達による、落ち着いた中にも熱を感じる演奏も見事。参加メンバーは、Glenn Fukunaga、Rich Brotherton、Stephen Bruton、Jon Dee Graham、Mike Hardwick(ジョン・ディーのバンドのギタリストでもある)、Patty Griffin等。 2004 Red House Records 2300  
Evan Phillips Chickaloon アラスカ在住の若手SSWのたぶん1stアルバム。ニール・ヤング、サン・ヴォルト、ティム・イーストンらをフェイヴァリットに挙げていることからも想像できる、アーシーなカントリー・ロック・サウンド。特に際立った個性があるというほどでもないかもしれないが、スティール、フィドル、鍵盤などを絡めたサウンド、哀愁あるメロディの立った楽曲とくると、上記アーティストや、ウィスキータウン、リッチモンド・フォンテーンなどのファンは抗えないかも。 2004 Skip Tooth Records 2400  
The Flatlanders Live '72 本人達も昨年春までその存在を知らなかったというライヴ音源のCD化。今でこそ再結成して精力的に活動しているが、結成当時グループとしての活動は1年と持たず、おこなったライヴも15本かそこら、、ということで非常に貴重な音源。オースティンにあるThe One Kniteというバーで20人ほどの聴衆を前にしての演奏。ブッチ・ハンコックによるオリジナル、トラッド、T.V.ザント、ディラン、サム・クック、ハンクなど当時の彼らの典型的なセット・リストらしい。ほとんどのリード・ヴォーカルはジミー・デイル・ギルモア。骨っぽくもリラックスしたとろけそうな雰囲気がたまらない。 2004 New West 2100  
Frog Holler The High, High's & The Low, Low's 2003年発表の名盤「Railings」に続く新作は7曲入り(33分強)EP。うち数曲は1st「Couldn't Get Along」収録曲の新バージョンで、残りは未発表曲の新録。ダイナミックなバンド・サウンドにバンジョー、スティール、ドブロなどがからんでくる様は、古くはザ・バンド、最近ではアンクル・テュペロ、ゴーズなどの名を引き合いに出されていたようだが、もはやそういった例えも不要。もちろん本作でもそういったアコースティック楽器は非常に巧く使われているが、なにより印象的なのは、さらにダイナミズムを増したスケールの大きいギター・サウンド。7分にも及ぶ最終曲「Million Things Good」で聴かれる高揚感は、今後へさらに大きな期待を抱かせる。 2004 Zo Bird Records 1900  
Gary Jules Gary Jules ユニヴァーサルから離れて心機一転、通算3枚目のアルバム。これまで同様マイケル・アンドリュースをパートナーに迎えて作り上げられたサウンドは、約半数の曲がドラムレスという音数少ないシンプルな構成ながら、穏やかな中にもしっかりとグルーヴを感じさせるものとなっている。ぱっと聴き頼りなさげなのに何故か次第に太くソウルフルに感じられてくる不思議な声、静かに流れるようでありながら曲が進むにしたがって昇っていくようなゲイリー節とでも呼ぶべき独特のメロディーも健在。 2006 Down Up Down 2400  
Gary Jules Trading Snakeoil For Wolftickets 2001年自主リリースのセカンドが、ユニヴァーサルより再発。1stから名曲「Barstool」を追加収録。
以下、オリジナル・リリース時のコメントです。
Jack Johnson,Jim Biancoらと共にLAのSSWシーンを牽引するGary Julesの2001年発表セカンド・アルバム。「one of the most gifted songwriting talents to surface during the decade(All Music Guide)」と称されるとおり、非常にクオリティの高い楽曲を、繊細でメランコリック、かつ爽快なサウンドで仕上げている。Tears For Fears 「Mad World」のカヴァー収録。
2004 Universal 2100  
The Graze Iowa Anvil シアトル在住のLouis O'Callaghanによるワンマン・ユニットのデヴュー盤。アコースティック・ギターを多用したローファイ・ロック・サウンドで、ニュートラル・ミルク・ホテルやエリオット・スミスの名を引き合いに出されているよう。個人的な印象としては、ソロ前期エリオット・スミスとヒートマイザー(エリオットがソロ以前に参加していた、よりロック色の濃いバンド)の中間、そしてそれを少し壊した感じ。曲良いですよ。 2004 J-Shirt Records 2000
Gurf Morlix Cut 'N Shoot 説明不要、ガーフ・モーリックス待望の新作。入荷ちょっと遅れましたが、、、。今回は「カントリー」です。ドラムにいつものRick Richards、一曲で女性ハーモニー・ヴォーカルを迎えているほかはすべて自身による演奏。その渋み、落ち着きはこれまで同様でありながら、優しさ、レイドバックしたユルさが加わったことで全体により深みが増したように感じられます。ジャケは相変わらず、、楽しませてくれます。オースティンで会った本人も、ろくに話もできなかったけれど、なんだかすごく温かく優しい雰囲気の人でした。 2004 Blue Corn Music 2000
Hackensaw Boys, The Give It Back   ヴァージニア州の小さな街Charlottesvilleのストリートで演奏活動を開始して4年、マウンテン・ミュージック・ストリング・バンド、Hackensaw Boysの3作目にして最新作は過去2年のツアー音源を収録したライヴ盤。トラディショナルをメインにオリジナル、カヴァー(H.Williams etc.)を交えての全20曲、70分、(現在主流のテクニック重視のブルーグラス・バンドとは一味違う)勢いあまって突っかからんばかりのロック的エッジの立った演奏を聴かせてくれる。マウンテン・パンクとでも形容できようか。ジャケット、スリーヴからも彼らの男くさい魅力が伝わってくる。 2002 self-released 2300
Hackensaw Boys, The Keep It Simple   上記ライヴ盤の前に発表された最新スタジオ作。こちらは全14曲すべてがオリジナルで、メンバー8人のうち4人がそれぞれ数曲ずつ提供しており、ソングライターとしても優れた才能の集まりであることが窺い知れる。スタジオ盤であるが、彼らの最大の魅力であるライヴ的ノリ、勢いはまったく損なわれていない。 2002 self-released 2300
Hackensaws Get Some   彼らの原点ともいえる、「Boys」が付く前に発表さえた1stアルバム。1日で録音したとは思えない完成度と、1日で録音したとしか思えないノリが同居したいかにも彼ららしい作品。 2000 self-released 2300
Beau Prie In and Out of Weeks   Hackensaw Boysのメンバー、David Sickmenのソロ・ユニット的作品。意外なことにBoysとはまるで方向性の異なる繊細で憂いを含んだ米インディー・ロック・マナーのサウンド。R.E.M.、Gingersol等に通じるか。多彩な才能と意外なサウンドに驚きつつ、筆者かなりのお気に入り。 2000 self-released 2300
Jason Isbell Sirens Of The Ditch 元Drive-By Truckers、Jason Isbellのソロ初作。Patterson Hoodを中心にTruckersのメンバーが全面バックアップしているものの、バンド時に比べると随分と落ち着いた、曲によっては鍵盤が前面に出ていたりしてスマートとさえ思えるサウンドを展開。Jasonのソングライターとしての資質がさらに際立つ仕上がりで、個人的にはこちらのほうが好みかも。 2007 New West \2200
Jason Kleinberg The Sadness You Feel Will Make You Real サンフランシスコ在住のSSWジェイソン・クラインバーグ。2003年にCD-Rでリリースされたファースト・アルバム「Must Have Fun」が2006年夏にめでたくCD化、そして間をあけずに2作目となる本作をリリース。ここ最近Goateeではこの2枚がヘヴィ・ローテーションとなっています。なんともその魅力を表現しづらいアーティストなのですが、ごく自然体で曲を書き作品をつくったら素晴らしいものになった、という感じでしょうか。優しく温かな雰囲気に溢れたアルバムです。先日このアルバムを聴いた中川五郎さんは「なんかルーファス・ウェインライトみたい」と。その力の抜け具合やちょっとローファイな感じから気づきにくいですが、彼の曲って意外とドラマチックで、またサウンドはピアノ、フィドル、管などを使用して丁寧に作り上げられていて、、言われてみると納得。もともとはジム・ビアンコのところのプロデューサー&マルチ奏者ブラッド・ゴードンに紹介されてジェイソンのことを知ったのですが、本作にはそのブラッドも参加。 2006 self-released 2000
Jason Kleinberg Must Have Fun サンフランシスコ在住のSSWのデビュー作。2003年にCD-Rでリリースされたものを数ヶ月前に入手して以来、Goateeでは密かにヘビー・ローテーションだったのですが、このたびめでたくCD化されたので販売開始です。一部の曲を除きほぼすべてジェイソンひとりで作り上げられているそのサウンドは、チープなリズムトラックにアコースティック・ギターとフィドルが乗るというもので、最近少し話題のフリー・フォークと呼ばれる連中や、ルー・バーロウらに代表されるローファイ宅録アーティスト達にどことなく通じるものの、その力の抜け具合と滲み出る温かさが独自の魅力を生み出しています。そしてなによりその優しさに溢れたメロディーが素晴らしいです。普段は、子供から大人まで主に初心者向けフィドル・レッスンもおこなっているらしく、その腕前もなかなか。フィドラーとして数多くの地元バンドにも参加しているようです。 2006 self-released 2000
Diego's Umbrella Viva La Juerga 以前よりGoateeで紹介しているサンフランシスコのシンガー・ソングライター、J.Kleinberg(2008年2月、来日決定!)がフィドル&ヴォーカルで参加しているグループ。ソロ作とは異なるサウンドで、本人達いわく「Mexi-Cali Gypsy Pirate Polka」とのことで、、その通り、ジプシー風あり、ポルカ調あり、また、クラッシュ(Sandinista期?)っぽい曲があったり、それでいて90年代オルタナ以後の感覚がどうにも滲み出ていて、、こちらもよいです。踊りだしたくなる感じ。 2007 self-released \2000
Jeff Plankenhorn Plank レイ・ウィリー・ハバードやスレイド・クリーブスらの作品やライヴに客演、サイドマン&マルチ・プレイヤーとして知られてきたジェフ・プランケンホーンの自身としては初となるアルバム。カントリー、フォーク、ブルース等をバックボーンに、ほのかににソウル・フィーリングも漂わせ、かなりクオリティの高い楽曲がそろっている。程よく太く落ち着きがあり、微妙に甘さのある歌声も良し。プロデュースはガーフ・モーリックスで、録音も彼の自宅スタジオであるルートボールにて。ドラムにリック・リチャーズ、イアン・マクレガン、イライザ・ギルキソンらが客演と、面子も一連のガーフ作品と重なっている。 2004 Blue Corn Music 2100  
Jerkuleez Jerkuleez Bruce Hughes(Bass of Love), Jud Newcomb(Guitars), Malcolm Papa Mali Welborne(Guitars)(Imperial Golden Crown Harmonizersの活動で知られる), Dave Snizz Robinson(Drum)(ブルースのかつてのバンド・メイト)の4人によるインスト・ジャム・ファンク・バンド(?)。腕の立つメンバー達が、軽快で粋なフレーズをキメつつも、決して派手に弾きすぎるようなことはなく、各曲の長さもコンパクトにまとめ、飽きずに心地よく聴ける1枚となっている。長尺弾きまくりのジャム系はちょっと苦手という方にもオススメです。 2002 Broke-Dick Records 2000
Jim Boggia Fidelity is the Enemy アルバム「The Resentmenst 」でブルース・ヒューズがカヴァーしている“Several Thousand”の原曲収録。リゼントメンツ・ファン必聴!
その点を抜きにしても、素晴らしい出来のポップ・ロック・アルバムです。
2001 scrApple Records 1800
Johnny Dowd Cruel Words 相変わらずなんとも形容しがたい通算6枚目。基本は前作の延長線上で、女性バック・コーラスが入ることで少しはスマートになるかと思えばまったくそんなことはなく、相変わらずのぶっ壊れ具合。ルー・リードとデヴィッド・ボウイとトム・ウェイツがアメリカの片田舎でセッションしているような感じ?ここまでを読むとなんだかとんでもないものが想像されそうですが、決してそんなことはなく、今の若者をあざ笑うかのように50過ぎのオヤジが妖しく大胆にロックしている様は痛快です。現在のシーンにおいてはハウ・ゲルブと並ぶ異才と言っていいのではないでしょうか。ジョン・ラングフォード&サリー・ティムズがコーラスで1曲参加。 2006 Bongo Beat Records 2100  
Johnny Dowd Cemetery Shoes トラック・ドライヴァー(というか運送会社経営)にしてシンガー・ソングライター、98年50歳で1stアルバムを発表という異色のアーティスト、ジョニー・ダウドの通算5作目。異色なのは経歴だけではなくその音も。ダンディズムと妖しさとぶっこわれ具合が見事に同居したその音から思い浮かぶ名前は、、トム・ウェイツ、ハウ・ゲルブ(ジャイアント・サンド)、ルー・リード、デヴィッド・ボウイ、、などなど。 2004 Bongo Beat Records 2300  
Jon Dee Graham Full チャーリー・セクストンがプロデュースの前作のガシッとした音作りももちろんよかったですが、少しだけシンプルに隙間のある本作のほうが個人的にはちょっと好み。プロデュースはマイク・ステュワート、参加メンバーは各曲ごとの詳細なクレジットがないですが、アンドリュー・デュプランティス、マイク・ハードウィックといういつものふたり、ドラムは最近はライヴでもレギュラーで叩いているジョン・チップマン(リゼントメンツ)、そしてブルース・ヒューズ、スクラッピー・ジャド・ニューコムも参加と、この周辺が好きな人にはたまらない面子ですね。ジョン・ディー特有の昇っていくようなメロディーが満載のロックンロール・アルバム。ゆったりとおおらかな美しいメロディーの曲ももちろんあります。 2006 Freedom 2000
Jon Dee Graham First Bear on the Moon リゼントメンツのメンバーでもあるジョン・ディーの新作ミニ・アコースティック・アルバム。オースティンのラジオ局KUTで吹き込んだ5曲に、スタジオで録音した3曲をプラスした計8曲。これまでのアルバムからの再演が多いですが、シンプルなサウンドになることで、太く切ない歌声がやけにしみます。 2005 Freedom 1500
Richard Buckner & Jon Langford Sir Dark Invader Vs. The Fanglord ごく一部(?)で話題の注目の共演盤。それぞれがひとりで書いた曲は、別にそれぞれのソロ作品に入っててもいいんじゃないの?って感じなのですが(もちろん良いですが)、ふたりで共作している曲はなんとも見事にふたりのテイストがミックスされていて、たまらない感じ。それにしてもソロ、ウェイコ・ブラザーズ、パイン・ヴァリー・コスモノーツなどなど、ジョン・ラングフォードの製作ペースには恐れ入ります。 2005 Buried Treasure 2500  
Jon Langford & His Sadies Mayors of the Moon Bloodshotのボス的存在であり、ポリティカル・パンクの闘士、かつ画家であるJon Langford(Waco Bros.,Mekons etc.)と自身の作品だけでなく、Neko Caseのアルバムへの参加等でも知られるカナダの異端バンドSadiesが合体。Langfordの真摯な歌声と、カメレオン・ライクと評されるR&R,ガレージ/サイケ、カントリーetc.ありとあらゆる音楽性を飲み込んだクールでホットなSadiesのサウンドとの相性は抜群。 2003 Bloodshot 1500
Josh Rouse Nashville 傑作「1972」に続く新作は、現在のジョッシュのホームタウンをタイトルに冠してずばり「Nashville」。レコーディング・メンバーもほぼ同じということで、前作の流れを汲むスマートで心地よいオーガニックな極上ポップ・サウンド。それでいながら、そのメロディーの力で、熱くこみ上げてくるものをリスナーの耳にねじこんでくるのも相変わらず。日本ではあまり紹介されていないようですが、前作と本作との間に発表されたライヴDVDと未発表曲集CDのお得なセットも合わせてどうぞ。(このページの下のほう参照) まだ来日を果たしていない中では、Goatee的には来日希望アーティストのナンバー・ワンかも。 2005 Rykodisc 2300  
Josh Rouse 1972 ナッシュビルのSSW、Josh Rouseの通算4作目フル。タイトルの「1972」とは、彼の生まれた年であり、このアルバムはその頃のサウンドをイメージして制作されたという。鍵盤、弦、管を多用したスマートなソウル・ポップとでも表現できそうなサウンドで、ルーツ系SSWというこれまでのイメージとは違った(しかも素晴らしい)一面を見せてくれている。もともとソング・ライティングの才には定評のあるアーティストであるが、それに関しても今作で極みに達した感がある。名プロデューサー、ブラッド・ジョーンズによって作り出された、アナログ感たっぷりながら決して古臭くはなっていないプロダクションも見事。 2003 Rykodisc 2300  
Josh Rouse The Smooth Sounds of Josh Rouse
(DVD+Bonus CD)
昨年発表の大傑作アルバム「1972」に伴うツアー、大晦日の地元ナッシュビルでのライヴを収録。DVDプレイヤーをもっていない自分は見ていないのですが、、素晴らしいライヴであることは保証します。3月にオースティンSXSWで見た数十組のアーティストの中でも、ジョッシュは3本の指に入っていた。どこまでもスマートで軽やかでありながら、どこまでも力強く熱いその演奏&パフォーマンス。なかなかの男前で女性ファンも多かった。また、DVDには、インタビューなど含めたドキュメンタリーも収録。ボーナスCDは約40分フル・アルバム並のボリュームのレア・トラック集。もちろん素晴らしいポップ・ソングが並んでいます。 2004 Rykodisc 2600  
Jud Newcomb Turbinado Resentmentsのメンバーでもあるジャド・ニューコムのソロ名義では初のアルバム。これまで、プロデューサー、ギタリスト等、サイドマンとしての活動が目立っていたジャドであるが、曲も良いし、声も良いし、、初めてこのアルバムを聴いた時には、かなりの嬉しい驚きだった。ポップとさえ思わせるアレンジの曲、ジャンクな曲、切々と歌い上げる曲etc.、楽曲の幅も広く、わかっていたこととはいえ改めて懐の深さを感じさせられる。
こちらもSOWのレヴューをどうぞ
http://www.ne.jp/asahi/mit/sweet-old-world/album-review-8-03.html
2003 Freedom 2000
Kip Boardman Hello, I must be... 西海岸のSSW、キップ・ボードマンの3年ぶりセカンド・アルバム。ランディ・ウィークスやマイク・スティンソンの作品への参加でベーシストとしても知られるキップですが、ソングライターとしてもかなりの才能の持ち主です。ちょっとだけヨレ気味の甘いヴォーカルも味わい深く素晴らしいです。前作に引き続き中心となるのは、キップ、トニー・ギルキソン、ドン・ヘフィントンの3人。曲によって、Josh Grange(pedal steel)、Kristin Mooney(vocal)、Danny McGough(keyboards)など多数のメンバーが参加。数曲でヴァン・ダイク・パークスがオーケストラ・アレンジ、そして、われらが(?)Tom Freundが3曲でベース弾いてます。参加メンバーからも想像できる西海岸特有のゆったりとして乾いたサウンド、ビタースウィートなメロディー、、、ビーチボーイズやニルソン、そして初期イーグルスなど70年代の音を現在に正統に継承するアーティストのひとりでしょう。前作では、自宅録音風のサウンド・プロダクションにちょっとだけ貧弱さを感じたりもしましたが、リズ・フェアーやピート・ヨーンなどの仕事で知られるR.Walt Vincentがキップの音楽に魅せられ、本作をリリースするためにレーベルを立ち上げ、レコーディングにも携わっただけあって、そんなことは微塵も感じさせません。 2005 Mesmer Records 2000  
Kip Boardman Upon The Stars LAを拠点に活動するSSWの初作。 Don Heffington(Lone Justice/L.Williams/N.Casal etc.), Tony Gilkyson(Lone Justice/X), Mike Stinsonらのサポートを得て、西海岸特有のゆったりとさわやかなアコースティック・ロック・サウンドを披露。 派手さはないものの楽曲は粒ぞろいで、聴くほどに心にしみる傑作。 2002 Ridisculous 2400  
Lisa Cerbone Ordinary Days メリーランドの女性SSW、Lisa Cerboneの6年ぶりサード・アルバム。シンプルでありながら深みのあるアコースティック・サウンド、リッキー・リー・ジョーンズ等を思わせる愛らしい歌声。プロデュースはMark Kozelek(Red House Painters)で、一発で彼のものとわかるギター・プレイでもアルバムに貢献。ドラムはTim Mooney(ex. American Music Club)。 2003 Little Scrubby MUsic 2300  
Lucero Nobody's Darlings 祝日本盤化!ボーナス・トラック1曲収録。
この3月、遂に生で体験したルセロのライヴはそれはもう凄まじいものでした。年間200本を超すツアーを伊達にこなしていない。かなりハードなサウンドながら個々の楽器の音はおそろしいほど粒立っていて、ヴォーカルのベンは毎曲毎曲この1曲が最後だとでもいうように全身全霊で歌い上げてました。4枚目となるこのアルバムでは、そんな彼らの魅力をこれまで以上に強く感じることができるはず。すべてのロック・ファンに聴いてほしい1枚。
2005 Bullion 1890
Lucero Tennessee メンフィスを拠点に活動するバンドの2作目。ルーツ・ロック・ファンからモダン・ロック・ファンまで幅広くアピールする男臭強めのサウンド。ハードネス、枯れ、メランコリーが見事に同居。Jim Dickinsonの息子Cody(North Mississippi All-Stars)がプロデュース。 2002 Madjack Records 2400  
Luther Russell Spare Change 元Freewheelers(90年代初頭、LAを拠点に活動していた割とハードなR&Rバンド。メジャーより2枚のアルバムをリリース。)、現在ポートランドでミュージシャン・プロデューサーとして幅広く活躍するLuther Russellの2001年発表3rdソロ・アルバム。Mike Coykendall(The Old Joe Clarks)をパートナーに迎え、自身のギターもしくはピアノ弾き語りをメインに、バンド時代からは想像できないほどに繊細で美しい唄世界を繰り広げている。エリオット・スミスなどにも通ずるか。 2001 In Music We Trust 2400  
Mark Lemhouse The Great American Yard Sale 元(?)Bluff City Backslidersのメンバー、現在はオレゴン在住のブルース系SSW&ギタリスト、マーク・レムハウスのセカンド・アルバム。本作ではギターやスティールだけでなくマンドリンやバンジョーも自身で弾き、よりバック・トゥ・ルーツな印象も受けるのだが、一方で、その音響的ともいえるサウンド、ブルースの枠におさまりきらない幅広い楽曲など、まさにこれぞ21世紀の新世代ブルース。また、前作ではおおかたがカヴァーであったのに対し、本作では2曲を除いてすべてオリジナル。 2005 Yellow Dog Records 2300  
Mark Lemhouse Big Lonesome Radio Bluff City BackslidersのメンバーMark Lemhouseのソロ作品。バンド時よりもシンプルな編成で、アコースティック・ブルース、ラテン調、ブギetc.、多彩な楽曲を緩急織り交ぜて披露。 2002 Yellow Dog 2300  
Matt the Electrician One Thing Right 2月に来日を控えて絶好のタイミングでリリースの最新作。これまでに比べ落ち着いたというか、貫禄が出てきたと言っていいのでしょうか。トランペットやユーフォニュームなどの管楽器(マット本人による)や鍵盤、ヴァイオリン(スパンカーズのシック)などが新たに用いられ、それによって賑々しくなるかと思えばそうではな く、温かみのある歌と安定したバックの演奏とでしっかりとまとめあげている感じ。ぱっと聴いた印象ではこれまでよりもシンプルな音作りに感じられ、曲の良さが引き立っています。トーチのシーラによるバック・ヴォーカルも効果的。プロデュースは、スクラッピー・ジャド・ニューコム(もちろんギターも弾いてます)、マーク・アディスンとマットの3人の連名。間違いなくキャリア史上最高のアルバムでしょう。 2007 self-released 2000
Matt The Electrician & Southpaw Jones Playing: Live at Cafe Mundi   地元オースティンのCafe Mundiで基本的に毎週水曜日にライヴをおこなっているのですが、その模様を収めたもの。2006年7月19日録音。 2007 self-released \1500
Matt The Electrician Made For Working....   2003 Nice Guy 2000
Michael Fracasso A Pocketful Of Rain スタジオ盤としては6年ぶりとなる新作。年を重ねるとともに、円熟味だけでなく甘さも増している、なんとも不思議な魅力的な声。オースティンのアーティストらしいアーシーな部分ももちろんあるのだが、P.マッカートニーばりのポップな楽曲がまたすばらしい。パティ・グリフィン、イライザ・ギルキソン、ビーヴァー・ネルソンがバック・ヴォーカルで参加。 Texas Music Group 2004 2100
Michael Fracasso Retrospective これまでのキャリアを総括するベスト盤(全21曲)と、2001年発表のライヴ盤「Back to Oklahoma」がカップリングとなった超お買い得の2枚組。ベスト盤には、現在廃盤の"Love & Trust"と、ハミルトン・プールの"Return to Zero"からの楽曲も収録されています。 2004 Texas Music Group 2100  
Michael Fracasso When I Lived in the Wild 95年発表の傑作の誉れ高いセカンド・アルバム。上記ライヴ盤に収録された名曲たちの多くをスタジオ録音版として聴くことができます。意外(?)にも結構ロックなテイストがありますよ。 1995 Bohemia Beat 2100
Mike Coykendall Hello Hello Hello 元Old Joe ClarksのMike Coykendall、ソロ名義では初となる作品。マット・ウォード、リッチモンド・フォンテーンなどの作品への参加で知られる、オレゴン州ポートランド・シーンの影の立役者とでもいえる人物です。以前はサンフランシスコにいたけれど、今はポートランド在住なのかな? かつてのバンドメイトRob Burgerが在籍していることもあってかTin Hat Trioの作品のエンジニアリングなども手がけています。繊細かつメランコリック、加えていかにもなヒネリの効いたサウンド、そしてちょっと頼りなげな歌声がすごくよいです。 2005 Open Mind Publishing 2400
Nathan Hamilton & No Deal Live at John T. Floore Country Store Helotes, TX テキサスはオースティンのSSW、Nathan Hamiltonの3作目は全15曲73分におよぶボリューム満点のバンド名義でのライヴ盤。かの地伝統のカントリー・ブルース色は強く感じられるものの、パンクをバックボーンに持つギタリストの参加もあってか、かなり熱いロック・フィーリングに溢れた演奏が繰り広げられている。音を歪ませるばかりがロックじゃない、といわんばかりのギター・プレイはかなりイケている。Billy Joe Shaver, Waylon Jennings, Replacementsとカヴァー曲のセンスも秀逸。 2003 Tamale Pot 2100  
The Normans Dreams of Carcrashes オースティンを拠点に活動するユニット「The Normans」の1stアルバム。詳細よくわかりませんが、クレジットを見る限り、他メンバーの参加も多少あるものの、Brent Baldwinというアーティストのソロ・ユニットらしい。ルーツ色は希薄、アコギやピアノも絡めつつ美しいポップ・ロック・サウンドを作り上げています。メロディーも良し。ある時期のMercury RevWheatなどデイヴ・フリッドマン関連作品などに通ずる雰囲気もありながら、どこかカラリと突き抜けた感があるのはテキサスだから?個人的にとても気に入ってます。 2004 India Records 2100  
No River City This Is Our North Dakota これは掘り出し物です。ジョージア州アトランタを拠点に活動するルーツ・ロック・バンドの(おそらく)1stアルバム。男女二人のヴォーカリストがおり、その女性ヴォーカリストの弾くチェロが全編で鳴っていて、曲によってはペダル・スティール、アコーディオンなども登場する。という編成からも想像できるとおり、またその哀愁があり時として熱さも感じさせる楽曲から、中期ウィスキータウンを思い出したり。 2003 Six Little Shoes 2400  
Nourallah Brothers Nourallah Brothers reissue with bonus CD
Faris&Salimの兄弟2人によるユニットの2001年発表1stアルバムの再発盤。ボーナス・ディスクには、リリースされることのなかった2ndアルバムに収録されるかもしれなかった13曲を収録。自宅と思われるスタジオでほぼ2人だけで録音されており、シンプルなサウンド・プロダクションの中、穏やかで心に染み入る楽曲が並ぶ。Iron&Wine、Damien Jurado、スカッド・マウンテン・ボーイズなどのファンにおすすめかも。現在は、それぞれにソロ活動をしており(アルバム近日入荷予定)、またSalimは自身のバンドThe Happiness Factor(パワー・ポッポ系バンド!)を率いて活動、さらにレット・ミラーのバンドにベーシストとして参加している。その辺の人脈および地元つながりからか、ボブ・シュナイダーが1曲で共作、またアートワークを担当。
2004 Western Vinyl 2500  
Old 97's Drag It Up 「男」系アーティストの巣窟New Westに移籍しての3年ぶり通算6作目。間にメンバーの結婚があり子供が生まれ、また、フロントマン、レット・ミラーがソロ作を発表し、その男前すぎるルックスで世の女性音楽ファンの心を鷲づかみにし、バンドももはやこれまでかとも思われたりもしたが、いやいやどうして素晴らしい新作を引っさげて戻ってきた。性急なビート・ナンバーは相変わらずイカしている一方、ルーツ色濃い目の本作、アコーディオンやスティールを織り交ぜ軽快にゆるく演奏しても、どうにもロックな空気が滲み出てしまうあたりは、さすが元パンク・キッズ。そのあたりの感じはやっぱりクラッシュかな? 2004 New West 2100
Outlaw Family Band Outlaw Family Band   これ最高。ひさびさにノックアウトされました。TwangOffレコードからリリースされたフレッド・イーグルスミスのトリビュート盤に参加していたバンドの初作。ガーフ、スレイド・クリーヴスらの大物に囲まれて、彼らに負けないどころかそれ以上に際立っていた彼らですが、アルバムも期待通り。プロデュースはジェイ・ベネット、アートワークはジョン・ラングフォード、なんてこともありますが、そんな売り文句は一切不要。とにかく必聴。気づいてみたら音の説明はなんにもしてないな、、、、。 2005 Slackjaw Records 2500  
Patrice Pike Live at The Brushwood Lounge 今年3月オースティンで偶然に見たソロでのアコースティック・ライヴがあまりに素晴らしかったパトリス・パイク。その場で本人から仕入れてきた4曲入りEP(販売中!)は、なかなかの佳曲揃いだったけれど、帰国後手に入れたバンドと共に制作したスタジオ作は、音がちょっと厚すぎる感じもしていまいちピンと来なかった。が、このライヴ盤は素晴らしいです。ギタリストWayne Suttonを従えての2人でのアコースティック・パフォーマンス。彼の好サポートも光っているが、歌とギターだけでグルーヴを生み出すことのできるパトリスの才能を再確認。音がシンプルになることで、曲の良さも引き立っている。 2004 Zainwayne Records 2500  
The Pines The Pines あのBo Ramseyの息子Benson Ramsey とDavid Huckfeltの2人によるユニットThe Pinesのファースト・アルバム。プロデュースはDavid Zollo、父Boやグレッグ・ブラウンの娘たちも参加しており、まさにアイオワ・ファミリーとでも言えそうなレコーディング・メンバー。父譲りの渇いていながら深い味わいのあるギター、最近のグレッグ・ブラウンの作品やWavelabスタジオ録音作品にも通ずるスプーキィな音の感触、そして、この声だれかに似てるんだよなと思っていたら、、ジョーイ・バーンズだった。 2005 Trailer 2500  
Randy Weeks Sold Out at the Cinema 80年代中頃よりTSOBのサークルの中で活動し、Dave AlvinやDwight YoakamのサポートもつとめてきたThe Lonesome StrangerのメンバーであるRandy Weeksのソロ2作目。力の抜け具合が絶妙に心地よいウェスト・コースト風サウンドにカントリー風味をまぶした作風は、昨年リリースのKip BpardmanやMike Stinsonのアルバムに通じるものがある。レコーディング・メンバーも重複している。(Tony Gilkyson,Don Heffington,Danny McGough etc.、Kip,Mikeの両人も参加。) 2003 self-released 2400  
The Resentments The Resentments オースティンのスーパー・グループ、Resentmentsの待望の初スタジオ作。Jud Newcomb, Jon Dee Graham, Stephen Bruton, Bruce Hughesに加え、前作ライヴ盤でドラムを叩いていた今は亡き"Manbo" John Treanorに替わって、今作ではJohn Chipmanというドラマーが参加。もともと毎週末にクラブで演奏するセッション・グループとしてスタートしており、それぞれが持ち寄ったオリジナル曲にカヴァー曲も交え、スタジオ盤とはいってもそれぞれのソロ作品と比べると良い意味でリラックスしたラフな空気が伝わってくる。J.Newcomb、S.Bruton、JonDeeの3人が良いのは勿論なのだが、スマートな歌声とメランコリックな楽曲で独自の魅力を発揮しているB.Hughesが思いのほか良い。とにかく、現在のオースティンのシーンを語るうえでは欠かすことの出来ない必須のアルバム。
2003 Freedom 2000
Richmond Fontaine $87 and a Guilty Conscience that gets Worse the Longer I go   限定リリースのミニ・アルバム。アルバム「Thirteen Cities」収録曲の別テイクや同時期にレコーディングした未発表のアウトテイクなど全8曲。エンハンスト仕様でアルバム制作時の映像が2本収録されています。 2007 El Cortez \1800
Harding Across The Road   リッチモンド・フォンテーンのベーシストDave Hardingのソロ作。バンドのレコーディングやライヴにも参加するMike Coykendallのプロデュースの元、メンバー達も参加しているとあって、基本ラインはバンドの時と近い雰囲気ながら、全体にややリラックスした空気が感じられます。もともとよく「歌う」ベースラインを弾く人だけあって、期待を裏切らないなかなかによい曲が並んでいます。 2007 El Cortez \2000
Richmond Fontaine Thirteen Cities 通算7作目のオリジナル・アルバム。プロデュースは前2作に引き続きJ.D.Foster、レコーディングはキャレキシコの拠点としても有名なアリゾナ州トゥーソンのWavelabスタジオで。ジョーイ・バーンズ(キャレキシコ)、Jacob Valenzuela(読めん)(キャレキシコ)、ハウ・ゲルブ、ニック・ルカらがゲスト参加。そしてもちろんポール・ブレナードもペダルにトランペットにと大活躍。のっけからトランペットが鳴り響き一瞬「キャレキシコの新作か?」と思わせるような幕開けから、いつも通りのドラマチックに盛り上がっていく曲、リーディング調の小品など、バラエティに富んだ、それでいて全体がひとつのストーリーになっているような、リッチモンド・フォンテーンというバンドの魅力全開のアルバムです。 2007 El Cortez 2000  
Richmond Fontaine Live at The Doug Fir Lounge ウェブ、ライヴ会場、一部インディペンデント・ショップ限定販売のライヴ盤。最新作「The Fitzgerald」リリース後の2005年9月、地元ポートランドでの録音、17曲67分とヴォリューム充分。「The Fitzgerald」の雰囲気そのままに静かに幕を開けるものの、徐々に盛りあがり、不穏な空気が流れ出し、中盤で爆発。“Through”、“Hallway”、“Montgomery Park”(10‐12曲目)の流れなんか圧巻です。Willy Vlautin (Vo, G)、Dave Harding (B, G)、Dan Eccles (G, B)、Sean Oldham (Dr)という現在のツアー・メンバー4人に、地元でのライヴをということで、キーボードにMike Coykendal (1曲でヴォーカルも披露)、チェロにCollin Oldhamが加わり、スティール奏者ポール・ブレナードの不在を埋めて余りある素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれます。このアルバムを聴くと、リッチモンド・フォンテーンというバンドを所謂オルタナ・カントリー第2世代みたいな文脈で語ることがもはやいかに無意味であるかということが、キャレキシコなどにも通じるオリジナリティとパワーを併せ持った稀有なバンドであることが、よく解かるでしょう。 2006 El Cortez 1800
Rob Laufer The Iron Age ふとしたきっかけで知った西海岸在住のSSW。自身としては、これで3枚目のアルバムとなるようだが、プロデューサー、コンポーザー、プレイヤーとして多くの仕事をしてきているよう(メリッサ・フェリック、ロビン・ザンダー等)。また、CM、TVドラマ、映画などにも多くの楽曲を提供しているようで、日本の映画「Survive Style 5+」にも2曲がフィーチャーされている。本作は、非常に完成度の高いポップ・ロック・アルバムで、ジョン・ブライオンなどのファンにオススメかも。あとは例えるなら、ちょっとロック色の強まったマイケル・ペンとか。 2005 Eye Records 2000  
Salim Nourallah Beautiful Noise Nourallah Brothersの弟のほうのソロ2作目。テキサス在住でレット・ミラーのバンドでベース弾いてたっていうキャリアからイメージされるのとはちょっと違うであろう繊細でメランコリックな作風。密室的に内に篭った感たっぷりの兄弟でのアルバムや兄の作品(それはそれで素晴らしいのですが)に比べるとやや外に向いた印象を受けます。弱いわけではないのに線の細い感じのする歌声、はかなく美しいメロディーはエリオット・スミスなんかも連想させます。 2005 Western Vinyl 2400
Sarah Lee Guthrie & Johnny Irion Exploration これまでももちろん共に活動してきたわけですが、サラ・リーとジョニー連名でのスタジオ・オリジナル盤としては初となる作品。やわらかな楽曲、美しいハーモニーはそのままに、Gary Louris(元?ジェイホークス)らのプロデュースの元、ときに力強く、ときに包み込むようにやわらかなバックのサウンドを得て、格段にスケール・アップ。中でも、個人的にはドラムがよいなと思っていたら、Zeke HutchinsってTift Merrittのとこのドラマーだった(Carbines時代からのメンバーで、たぶん今でもティフトのボーイフレンド)。 2005 New West 2100
The Scabs Destroyer ボブ・シュナイダー、そして我らが(?)ブルース・ヒューズ(リゼントメンツ)が在籍するバンド、スキャブズの4タイトル。いずれも5年以上前の作品ですが、そんなことはまったく感じさせない素晴らしいアルバムです。日本では入手がすごく難しい商品なので(アメリカでも難しいかもしれません)、この機会に是非。ジャケットはかなりイケてないです、、。ソウル、ファンク、ラテン、ロックとなんでもあり、どこまでも熱く、それでいてタイトでクール、最高のパーティ・バンド(?)です。かつては毎週ライヴをおこなっていたようですが、最近は年に数回のペースながら活動は継続しています。 2000 Shockorama Records 2000
The Scabs Bomb Tracks -limited edition holiday remix CD- 1998 Shockorama Records 2000
The Scabs More Than A Feeling 1998 Shockorama Records 2000  
The Scabs Freebird(ライヴ盤) 1998 Shockorama Records 2000  
Shannon McNally Run For Cover ニール・カサールとのコラヴォレート作でも知られる女性SSWシャノン・マクナリーの新作はカヴァー集。ニュー・オーリーンズに移り住み、かの地のミュージシャンと共に作り上げた、シンプルで穏やかでありながら、熱くソウルフルな作品です。収録曲は、「A Change Is Gonna Come」(サム・クック)、「 It's All Over Now Baby Blue」(ディラン)、「 Honest I Do」(ジミー・リード)、「 You Really Got AHold On Me」、「 Lowlands」(ギリアン・ウェルチ)など全10曲。 2004 self-released 2400  
South Autsin Jug Band s/t その名のとおりサウス・オースティンを拠点に活動する若き(写真から判断する限り)5人組のデビュー盤。ブルーグラス、ブルース、ジャグ、カントリー・フォーク、ロックなどなど様々な要素を飲み込んだ勢いのあるスタイル(ドラム無し)。プロデュースにはロイド・メインズ(ホット・クラブ・オブ・カウタウン、テリ・ヘンドリックス、リチャード・バックナーなどなどなど)を迎え、オリジナル、トラッド、カヴァー(ジミヘン「リトル・ウィング」、ウォルター・ハイアット、2曲とも絶品)を織り交ぜ、フレッシュさ勢いをもちながらも、年寄り顔負けの達者な演奏を披露している。曲によっては哀愁を感じさせたりもして、、、間違い無く今後のかの地のシーンを牽引していく連中である。 2003 self-released 2200  
Stephen Bruton From The Five リゼントメンツの最年長メンバー、スティーヴン・ブルトンの3年ぶりの新作。この渋味はたまりません。今年はメジャー・アーティスト含めベテラン勢が立て続けに素晴らしい新作をリリースしていますが、それらと並べてもまったく遜色ない素晴らしいアルバムです。ビル・ペイン(リトル・フィート)がピアノ、オルガンで全面参加。 2005 New West 2100
Steve Sullivan Imaginary Friends これは掘り出し物!ニュー・メキシコ在住、20代前半のSSW、Steve Sullivanのデヴュー作。ギター、ベース、ドラム、ピアノ、ハーモニカ等、すべての演奏、そして、エンジニアリング、ミックスまで自宅スタジオで自身の手でおこなっているのだが、そこから想像されるローファイ感はあまりなく、シンプルでありながらスケールの大きいサウンドに仕上がっている。時に熱く、時にメランコリックな楽曲もとてもよい。焦燥感をあおるようなハーモニカはすごく好き。オススメというよりは、個人的にとても好きな作品。ぱっと思いついた例えは、リチャード・バックナーmeetsトム・ヨーク。 2003 self-released 1900  
Steve Wedemeyer Disclose ヒューストンTXのSSWのデヴュー作。ゆったりとおおらかなルーツ・ロック・サウンドに、男臭くもどこか情けないような不思議な魅力を持った声がのる。時にヴァン・モリスンを思わせたりも。ギター、ベース、ドラムにスティール、ハープというルーツロックバンドの編成でありながら、その声と楽曲の魅力も手伝って、絶妙なソウル・フィーリングを醸し出している。プロデュースはJon Dee Graham(ギター、ラップ・スティールも弾いている)。ドラムは、フラットランダース復活作、ジョン・ディー、ケリー・ウィリスらの作品への参加で知られるRafael Gayol。 2003 Browntown Records 2100  
Teratoma Prozac Daiquiri   ブルース・ヒューズとHaward Harrisonを中心とするユニット、Teratomaの2ndアルバム。アヴァン・ジャズ?ジャンク?ノイズ?プログレ?ハード・ロック?という具合に、なんとも表現しづらい(いえ、そういった音楽に対する私の知識不足ですが、、)、彼の中の「混沌」がもっともよく現れたアルバム。なのに、重さ・激しさよりも、不思議な軽さやユーモラスな雰囲気が感じられるのは、彼の個性ゆえか? とにかく理屈抜きにカッコ良いアルバムです、、、笑いながら血湧き肉踊るような、、、。 2001 Broke-Dick Records 2000
Tim Easton Break Your Mother's Heart 2年ぶりの3rdアルバム。Jim Keltner(Dr),Hutch Hutchinson(B),Jai Winding(P,Org)ら名プレイヤーを迎え、シンプルでありながら安定感のある演奏が展開され、ソングライターとしての力量がこれまで以上に際立つ仕上がりに。良い具合に枯れつつも温かい、さらに円熟味を増した歌声も魅力。現在のアメリカン・ロックの有るべき姿がここに(筆者見解)。ディラン、ライアン・アダムスetc.のファンにオススメ。 2003 New West 2000
Tom Freund and Co. Sweet Affection Part 1: New Tracks from The Studio
1. Sweet Affection 2. Gentleman of The Shade (featuring Victoria Williams) 3. The Duration

Part 2: Live in Santa Monica: Sweet Relief Benefit
1. Copper Moon 2. Old N' In The Way 3. Sympatico 4. Francie
5. Can't Cry Hard Enough (cellular duet with V.Williams)

スタジオ新録3曲と2003年3月のライヴから5曲で計8曲、トータルタイム42分でアルバムサイズのヴォリュームです。鍵盤の跳ねる軽快なポップ・チューン、トムのギター&ベースにストリングスというシンプルなアレンジでヴィクトリアとともにしっとりと歌い上げるバラッド、ギターの唸るちょっとサイケがかった曲、とたった3曲とはいえ新録はバラエティに富んでます。で、相変わらずいい曲書いてます。ライヴのほうは4人のバンド編成、アルバムでも感じられる落ち着きの中にある熱さとでもいうようなトム独特の魅力がより強く感じられます。残念ながらベース弾きながら歌っている曲はないようですが、ギター、マンドリン、ハーモニカとマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。ラストの曲では、ヴィクトリアが電話口からヴォーカルで参加!
2005 Surf Road Records 2000  
Tom Freund Copper Moon NY出身、現在は西海岸在住のSSW/マルチ奏者の3rdアルバム。92年にはベン・ハーパーとの連名でアナログのみ数量限定のアルバムを発表、その後The Silosに加入、現在はオープニングも兼ね、グラハム・パーカーのバンドにベーシスト/マルチ・プレイヤーとして参加(レコーディングにも)、あのヴィクトリア・ウィリアムスも賛辞を惜しまない、などその才能は他アーティストからかなりの評価を得ているよう。本作もその評価にふさわしい素晴らしい作品で、ベース、ギター、鍵盤など多くのパートを自身でこなし、全体にクールで憂いのある落ち着いたメロディー&サウンド、が、その底には熱いかたまりを持っているとでも言えようか、そして時としてその熱さが表にも現れてきたりもし、また所々で顔を見せるジャズ・フレイヴァーも粋。最近のロイド・コールの作品、またロイド作品にも参加しているデイヴ・ダービーのアルバムなどにも通ずる雰囲気を持っている。参加メンバーもなにげに豪華だったりする。個人的には最近もっとも気に入っているうちの一枚。 2004 Surf Road Records 2000
Tom Freund Sympatico 最近入荷した新作が素晴らしかったので、2001年発表の前作セカンドも入荷。(クレジットが2003年となっているのは再リリースなんでしょうか?)ローカルなものからメジャーなものまで沢山の作品への参加で知られるDave McNairをプロデューサーに迎えたオースティン録音が主。ガーフ・モーリックスも参加。ということでジャズ風味が少し控えめで、ルーツ色が少し前に出てきている感じだが、こちらもまた良し。 2003 Surf Road Music 2000
Tom Freund North American Long Weekend で、1998年発表の1stも入荷。ソロ作品こそなかったものの、それまでもミュージシャンとしてのキャリアはあり、その後の作品にもまったくひけをとらない完成度。Don Heffington、Bob Glaub、Greg Leiszらニール・キャサール作品常連メンバー、Rami Jaffe(ウォールフラワーズ)、そして、ジャズ・オルガニスト、ジミー・スミスなど幅広いメンバーが参加している。彼の個性ともいえる絶妙なジャズ・フレイヴァーもあってか、トム・ウェイツを引き合いにだされて紹介されることもしばしばあるらしい。 2002 Surf Road Music 2000
Troy Campbell Long In The Sun 約4年ぶりとなるサード・アルバム。前作に引き続きガーフ・モーリックスがプロデュース、ドラムはガーフ作品には欠かせないリック・リチャーズ、ベースはビーヴァー・ネルソンやウォルター・トラガートらとの仕事で知られるマイケル”コーンブレッド”トレイラー、そしてスクラッピー・ジャド・ニューコムがギターで1曲参加と、まさにオースティンという面子での制作。地に足のついた安定したサウンドに、トロイ独特のポップ・センス、やわらかくも強い歌声が見事にマッチした快作です。 2006 M-Ray Records 2000
Tucker Livingston Tucker Livingston オースティン在住20代若手SSWのデヴュー盤(7曲、30分)。かつてはインドに長期滞在していたこともあるらしく、そんな影響もこっそり感じさせつつ、翳りのある繊細で美しいメロディーの曲を聴かせてくれる。アコギをベースとしたサウンドで、曲の感じとしてはルーファス・ウェインライト、ロン・セクススミスなんかにも通ずるかも。ボブ・リヴィングストンの息子です。 2004 Austin Music Foundation 1800  
Vic Chesnutt Ghetto Bells ギターにビル・フリーゼル、ドラムにドン・ヘフィントン、ピアノ、アコーディオンetc.にはヴァン・ダイク・パークスが全面参加ということで注目を集めている新作ですが、、もちろん、しなやかにして重厚な素晴らしいさすがの演奏を聴かせてくれておりますが、、ここでは、すべてがヴィックの歌、ヴィックの世界をサポートするため、そしてそれをさらに確固としたものとするために機能している感じ。コーラスなどで参加している新進女性SSWLiz Durrettは実はヴィックの姪っ子。こちらも注目。ちなみに2005年のSXSWでの彼女のショウケースではヴィックがドラムを叩いていたそうです。残念ながら見逃しましたが、、。 2005 New West 2100  
Vic Chesnutt Silver Lake   2003 New West 2100  
Vic Chesnuttの入手困難だった初期4作品が再リリース。それぞれ5−9曲の未発表ボーナス・トラックを加えて。  
Vic Chesnutt Little Originally released in 1990  マイケル・スタイプによる新たなライナーノーツ有り。 2004 New West 2100  
Vic Chesnutt West Of Rome Originally released in 1992 2004 New West 2100  
Vic Chesnutt Drunk Originally released in 1993 イアン・マッケイ(Fugazi)による新たなライナーノーツ。 2004 New West 2100  
Vic Chesnutt Is The Actor Happy? Originally released in 1995 2004 New West 2100  
Victoria Williams Sings Some Ol' Songs V.Williamsの新作はスタンダード・カヴァー集。シンプルなアレンジに彼女の独特の歌声、唯一無比でありながらどこか懐かしい空気が流れている。曲は、"Moon River","Over The Rainbow","My Funny Valentine","As Time Goes By"etc.。R.L.Jonesの"Pop Pop"に通じる雰囲気も。 2002 Dualtone 2200  
Walter Tragert Heavy Just The Same ウォルター・トラガートの、イタリアのみでリリースされたファースト・アルバム。最新作セカンド・アルバムにも引けを取らない出来です。プロデュースはスクラッピー・ジャド・ニューコム。ジョージ・リーフ、デブラ・ケリー&エイミー・ブーン(ダムネイションズ)、イアン・マクレガン、チャンプ・フッドらが参加。
詳しくはSOWのレビューをご参考に。
http://www.ne.jp/asahi/mit/sweet-old-world/premium_interview.html (ページ下部)
1995 Club de Musique 2000  
Wammo Lowriders on The Storm スパンンカーズのワモのソロ新作です。ギターの歪んだハードな曲が中心ながら、彼独特の軽やかさと編集感覚はここでも健在。これを聴くことで、スパンカーズが凡百のジャグ・バンドとは異なる特別な存在であるのはワモのセンスによるところが大きいということがよくわかるはず。ていうか、何も考えずに単純にたのしめる痛快なアルバムです。 2004 Spanks-A-Lot 2100  
Warren Zanes Memory Girls 元DelFuegosのWarren Zanes、初のフル・アルバム。ビートルズ・ライクなポップ・チューン、ブルー・アイド・ソウル風ナンバーからシンプルなバラッドまで幅広い楽曲が詰め込まれた傑作ポップ・ロック・アルバム。キーボード、ホーン、ストリングスなどを取り入れながら、ゴージャスにはなりすぎず、ハイブリッドにもなりすぎず、絶妙なラインでポップにしあげたサウンドも見事。Jerry Dale McFadden(Marvericks),Billy Conway(Morphine),Emmylou Harris,Patty Griffin等、参加メンバーも豪華。 2003 Dualtone 1800  
V.A. Going Driftless -An Artist's Tribute to Greg Brown   30年近くにわたり(現在も)活動を続け、ロック、フォーク、カントリー、ブルース等すべてを飲み込みながら、どこにも属することのない孤高のSSW、グレッグ・ブラウンへのトリビュート・アルバム。参加アーティストはベテランから若手まですべて女性で全14組。
Lucinda Williams, Gillian Welch, Victoria Williams, Pieta Brown(daughter of G.Brown), Ani Difranco, Shawn Colvin etc.
2002 Red House 2300  
V.A. Live At The Hotel Cafe Volume One L.A.のヴェニュー、ホテル・カフェがリリースするライヴ・シリーズの第一弾。今回収録されているアーティスト含め、要注目の新鋭アーティストからかなりの有名アーティストまで幅広く出演している場所です。チャージも安いみたい。行きたい、、。
今回は、Jim Bianco, Gary Jules, Alexi Murdoch, WAZ, Catherine Feeny, Steve Reynolds, Joe Purdy etc.
2004 Hote Records 2500  
V.A. Rudy's Rockin' Kiddie Caravan 参加アーティスト: Calexico, Giant Sand, Sally Timms, Waco Brothers, Kelly Hogan, Moonshine Willy, Mekons, Vic Chesnutt etc. 1997 Turner Network Television 2200
V.A. Songs From An Unreal City   現在のLAのアンダーグラウンドSSWシーンで活躍する全12組を収録したコンピレーション。大半はまだ無名ながら、それぞれ光るモノを持っており、今後注目すべきアーティストばかり。Anne McCueのアルバム未収曲(9月に1stが日本盤化されたアーティスト。このコンピも彼女の呼びかけによるものらしく、スリーヴにコメントも寄せています。)、Jim Biancoの1st初盤(現在入手困難)収録バージョンの「Two Birds」、Marcella Detroit(元シェイクスピアズ・シスター)による美麗なアコースティック・ナンバーなど注目曲多数。その他アーティストについては、http://www.radioplayers.com/alliance/alliance_home.htm をご覧ください。 2003 L.A. Song Alliance 1600
V.A. Songs To Howl At The Moon By: Original Children's Music オースティンを代表するシンガー・ソングライター6人によるチルドレン・ソング集、楽曲はすべて書き下ろしのオリジナルです。オースティン好きは必携ですね。
TRACK LISTING: Matt the Electrician - In the Castle / Scrappy Jud Newcomb - You Can Never Tell / Jon Dee Graham - Hippopotamus / Matt the Electrician - Rising Moon Ranch / Bob Schneider - Jump, Shake Your Booty / Steve Poltz - I'm Not A Marsupial / Billy Harvey - When You Grow Up / Steve Poltz - The Spider & the Bumblebee / Bob Schneider - A Little Love / Scrappy Jud Newcomb - I Like My Friends / Jon Dee Graham - How Much I Love You / Billy Harvey - Clap Your Hands
2006 Freedom 2000
英国の雑誌「Come with a Smile」  ¥2100  issue 17、フルカラー108ページ、CD
Comes with a Smile」は年4回発行の季刊誌です。主にUS/UKのアーティストを紹介する非常に内容の濃いインタヴュー・レヴュー満載の音楽誌です。日本の雑誌で言うと、After Hours/MAP/Cookie Sceneが持つ要素が混じった感じでしょうか。付録のCDはプロモーション目的で新譜から1曲づつを集めたコンピではなく、収録曲の9割以上(一部アーティストの音源は日本盤のボーナストラックとして発表された曲がここで密かに収録されてたりします)がこの付録でしか聴けない貴重な音源が集められてます。またヴィジュアルも大半が撮りおろしのものばかり、この号から全ページフルカラーになります。毎号限られた部数しか刷りませんので次の号が出る頃にはだいたい絶版になっています。
インタヴュー:
Steve Albini,Art of Fighting, Lou Barlow, Bredan Benson, Bright Eyes, Camper Van Beethoven, Comets On Fire, Dolorean, Drive By Truckers, Jens Lekman,Low, Cass McCombs, Mercury Rev, Minus The Bear, Mark Mulcahy, Jeff Parker,Archer Prewitt, The Sadies, Ken Stringfellow, M Ward
付録CD収録曲:
Jens Lekman | No Time For Breaking Up / Comets On Fire w/ Burning Star | Core Street Wars / Art of Fighting | Along The Run (demo) / The Eighteenth Day Of May | So Casey Jones / Dolorean | Holding On (live on Dutch radio) / Mark Mulcahy | Part Of The Show / M Ward | One More Goodbye / The Heavy Blinkers | Gentle Strength (remix) / Brendan Benson | Between Us (uncensored version) / Cass McCombs | Tourist Woman (demo) / Camper Van Beethoven | Alien Ghost Song / Archer Prewitt | We Go Alone / Lou Barlow | A Man In Love (live) / Ken Stringfellow | Reveal Love (live) / Jeff Parker | Sea Change (Vicissitude Version) / Michaelmas | What League Am I In? / Low | Walk Into The Sea (acoustic version)


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