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Goatee 全商品リスト 
 
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おすすめ盤など (コメントはリリース時のものです)
artist title     year label price stock
The Band of Heathens The Band of Heathens   2枚のライヴ盤を経て遂に完成した初のスタジオ・アルバム。プロデュースはRay Wylie Hubard、マスタリングはGurf Morlix、他にStephen Brutonと Patty Griffinがゲスト参加と、錚々たる面子が名を連ねておりますが、、、そんな売り文句はもはや不要とでもいわんばかりの貫禄の1枚に仕上がっています。 2008 self-released \2,000
Circe LinkLive in Japan全 国各地で大好評だった2005年6月の初来日公演。その中でも一番の盛り上がりをみせた金沢もっきりや公演から選りすぐりの11曲を収録した初のライヴ 盤。サーシ(ヴォーカル)、サラ・シュウェップ(コーラス)、クリスチャン・ネスミス(ギター)、バート・ライアン(ギター、ラップ・スティール)という 4人によるアコースティック編成ながら、サーシとサラによる美しいハーモニーと、ふたりのギタリストによる見事なアンサンブルで、緩急自在のグルーヴを生 み出している。バートによる伸びやかなラップ・スティールも聴きどころのひとつ。アルバムではスマートかつ洗練された印象が強いが、ライヴが進むにつれ て、サーシはロック好きなLAっ娘らしくワイルドな歌いっぷりを披露してみたり、クリスチャンやバートもいかにもブルース好きらしいフレーズをきめてみせ たりと、生身の彼らが垣間見えるのもまた楽しい。小さな会場に入りきれないほどに集まった(実際に溢れ出ていた)観客の熱気も伝わってくる最高にゴキゲン な1枚。2006
self-releasedsale
\700
Edgar Jones & The JonesesMore Than You've Ever Had EP日本盤特殊パッケージ、ライナーノーツ:若林恵
track listing:  1.More Than You’ve Ever Had 2:21 / 2.We Should Get Together 2:28 / 3.Ain’t No Use Crying Now 7:17
米国音楽に憧れる英国白人男性が作り上げた、米国人が持ち得ないスマートな猥雑さに溢れた、米国人がうらやむほどの濃すぎる米国臭を放つ、最高のソウル ミュージック。90年代以後の英国ロックはめったに聴かないよという人(自分含め)にこそ聴いてもらいたい1枚。
(以下はwindbellプロモーション・コメントより)
アルバム「Soothing Music For Stray Cats」がじんわりじんわりロングセラーを続ける、エドガー“ジョーンズ”ジョーンズ。実に幅広いリスナー層からの支持を獲て、この秋、6人編成のバン ドを率いて遂に来日します!このEPはそのツアーをサポートするかたちでのリリース。名義もバンド名義となっております。TR1は「Soothing Music….」にも収録されていた曲を新たにバンド編成で録音しなおしたニューヴァージョン。TR2はこのEPで初めて発表される新曲。かっこよすぎま す!冒頭のシャウトでノックアウト。TR3は新作を予告する、長尺ナンバー。相棒ドラマー・グレンヴィルの最高にいかしたドラムソロを交えた、カーティ ス・メイフィールド、スクリーミング・ジェイ・ホーキンズ、(ファースト”Gris Gris”の頃の)ドクター・ジョンが1曲の中で交差する、エドガーならではの曲、このアレンジ!。この3曲を聴くと、わかるのですが、ライヴで繰り返し 演奏し、練られていったであろうアレンジ、演奏でして、これをライヴで聴けるのかと思うと、相当期待が高まるかと思いますよ。来日公演日程:11月14日 (火)名古屋クラブクアトロ、15日(水)心斎橋クラブクアトロ、17日(金)渋谷クラブクアトロ、18日(土)代官山UNIT
さらに詳細は、
http://plankton.co.jp/ まで。
2006windbell\1,000
Edgar 'Jones' JonesSoothing Music For Stray Cats当店とも縁のあるアーティスト、矢野ミチルがジャケット・デザイン、題字などを手がけました。もちろん内容も文句なし。
ボーナストラック5曲(最新ライヴ音源)エドガー・ジョーンズ・ロングインタヴュー/歌詞付  紙ジャケット仕様・日本盤オリジナルアートワーク

(以下はリリース元、wind bellのプロモーション・コメントより)
これほど粋なタイトルに見合ったアルバムもそうそうないでしょう。  2005年にリリースされたベストアルバムの一枚 !
クリエーション・レコーズと並んで、90年前後のイギリスを代表するレーベル「GO!Discs」。ザ・ラーズ、トラッシュ・キャン・シナトラズ、ザ・ハ ウスマーティンズを世に送り出したのが「GO! Discs」。エドガーのバンド「THE STAIRS」がデビューしたのもこのレーベルから。今となってはレアな「THE STAIRS」のファーストアルバム、4枚のシングルを今、聴けば彼らが早すぎた存在であったことを多くのロックファンは納得することでしょう。ガレージ だ、フリークビートだなんて言葉が音楽誌を賑わす前に初期ストーンズのミック・ジャガーばりの黒いヴォーカルで、オランダのアウトサイダースやイリノイの ザ・シャドウズ・オブ・ナイトを思わせる音をトリオでやっていたのですから。「THE STAIRS」解散後、ポール・ウェラー、オーシャン・カラー・シーン、ジョニー・マー、ザ・ラーズのリー・メイヴァーズ、セイント・エティエンヌといっ たアーティストたちがそれぞれの作品・ツアーにエドガーの参加を要請したことからもこの人のミュージシャンシップの高さが窺えるってもんです。現在、ズー トンズ、ザ・スタンズで活躍するメンバーらと「The Big Kids」というバンドをやっていたそうで、メジャーとの契約も決まっていたとか。このアルバムは「THE STAIRS」のあとの10年以上の月日を経て発表したファーストソロアルバム。このアルバムのリリースを機に本名である、エドガー ”ジョーンズ”ジョーンズに改名。(THE STAIRSのメンバーとして世に出てからはエドガー・サマータイムと名乗っていました。)録音の機材はジョニー・マーが提供。モノラルレコーディング。 いわゆるローファイとは違う、小奇麗なサウンドに埋めつくされた新譜のなかではどうにも耳に残るこのサウンド。ほんと新鮮に聴こえるはずです。リズム&ブ ルース、ノーザン・ソウル、60’s ガールグループサウンド、スライ・ストーン、ニューオリンズ・ファンク、ガレージ・ブルース・ロック、ジャズ….つまり英国ミュージシャンの大好物サウン ドのオンパレード、様々なスタイルの音楽が入ったミックステープのようなアルバム。しかし、いわゆる実直なバック・トゥ・ルーツなレコードではありませ ん。その圧倒的な個性がトム・ウェイツのアイランド三部作、マニー・マーク/トミー・ゲレロの最初期の音源のような、ほかにない感じのアルバムにしていま す。チャールズ・ミンガス、セロニアス・モンク、グレン・ミラーの曲のフレーズをさりげなく、サンプリングではなく、演奏で引用するセンス、アルバム最後 はアイズレー・ブラザースのカヴァーと古き佳きスタイルへの敬意をもって粋に演奏する姿勢に痺れるのはモッズの連中だけじゃないでしょう。ノエル・ギャラ ガー、ボビー・ギレスピー、ポール・ウェラー、リトル・バーリー….といったミュージシャンたちがこのアルバムがかかるパブ、クラブでステップを踏む姿が 容易に想像できるサウンドであります。
2006windbell\2,400
Gary Jules Gary Jules ユ ニヴァーサルから離れて心機一転、通算3枚目のアルバム。これまで同様マイケル・アンドリュースをパートナーに迎えて作り上げられたサウンドは、約半数の 曲がドラムレスという音数少ないシンプルな構成ながら、穏やかな中にもしっかりとグルーヴを感じさせるものとなっている。ぱっと聴き頼りなさげなのに何故 か次第に太くソウルフルに感じられてくる不思議な声、静かに流れるようでありながら曲が進むにしたがって昇っていくようなゲイリー節とでも呼ぶべき独特の メロディーも健在。 2006 Down Up Down \2,000
Gary Jules Trading Snakeoil For Wolftickets 2001年自主リリースのセカンドが、ユニヴァーサルより再発。1stから名曲「Barstool」を追加収録。
以下、オリジナル・リリース時のコメントです。
Jack Johnson,Jim Biancoらと共にLAのSSWシーンを牽引するGary Julesの2001年発表セカンド・アルバム。「one of the most gifted songwriting talents to surface during the decade(All Music Guide)」と称されるとおり、非常にクオリティの高い楽曲を、繊細でメランコリック、かつ爽快なサウンドで仕上げている。Tears For Fears 「Mad World」のカヴァー収録。
2004 Universal \2,000
HardingAcross The Road リッ チモンド・フォンテーンのベーシストDave Hardingのソロ作。バンドのレコーディングやライヴにも参加するMike Coykendallのプロデュースの元、メンバー達も参加しているとあって、基本ラインはバンドの時と近い雰囲気ながら、全体にややリラックスした空気 が感じられます。もともとよく「歌う」ベースラインを弾く人だけあって、期待を裏切らないなかなかによい曲が並んでいます。2007El Cortezsale
\700
Hazy MalazeHazy Malaze
コ ンスタントに良質な作品を発表し続けているSSW、Neal Casalの最新作はバンド名義でのアルバム。シャノン・マクナリー(昨年Nealとのコラボレーション・アルバムを発表)のツアーのサウンド・チェック 中、何か特別なグルーヴを感じた3人のメンバー達(Neal Casal, Jeff Hill, Dan Fadel)はわずか11日間のレコーディングを決行。自身のソロ作品では、ジャクソン・ブラウンらにも通じる繊細なSSWスタイルのサウンドを披露して いるNealであるが、ここで聴かれるのは、ストーンズ、フェイセス等を彷彿とさせるグルーヴィかつファンキーなR&Rサウンド。こんな一面が あったとは!最近共にツアーを回っていた今をトキめくロバート・ランドルフが1曲参加。2002
Morebarn Records\2,000
Ida Tellings: The Simple Machines Years 1994-1997アイダ初期音源集―1994〜1997年にかけて「simple machines」からリリースされた1stアルバム「Tales of Brave Ida」、2ndアルバム「I Know About You」、3rdアルバム「Ten Small Paces」からの名曲、そして数々の7インチシングルから初CD化音源4曲(アルバム未収録曲・ヴァージョン違い)、未発表音源6曲、二枚組全36曲収録の初期ベスト盤というにはあまりにも凝った内容。
彼らの初期音源のあらたな魅力を引き出す選曲・曲順はメンバー自ら手掛けています。

windbell プロモーション資料より)
2008windbell\3,400
James Chance & Terminal CityGet Down and Dirty!ライナーノーツ:James Chance  歌詞/ライナーノーツ対訳:中川五郎
(以下、リリース元ウィンド・ベルのプロモーション資料より)
スタイルとしてのパンクじゃなくて、アティチュードとしてのパンク。だから古くなることもしょぼくなることもない!
まさにワン・アンド・オンリー。レッド・ホット・チリペッパーズのフリー、ジョン・スペンサー、ヴィンセント・ギャロ、サーストン・ムーア、ブラック・ダ イス〜アニマル・コレクティヴ〜!!!といったニューヨークの新世代までもがジェームスへのリスペクトを公言。その健在ぶりは7月の初来日公演で実証済 み!兄貴の帰りをお出迎えください!今こうして演奏する、この人の真直ぐさ・存在感・姿勢は1980年前後当時と全く変わっていないことをここに記録され た音楽は伝えてくれます。「NO WAVE―ジェームス・チャンスとポストNYパンク」(発売元:エスクワイア・マガジン・ジャパン)に掲載された、ジェームスへの100のQ&A で本人も答えているようにこの人の音楽を聴いたことのない人に一言で説明するなら、「唯一無二、聴いてみなけりゃわからない」となるのですが、あえてこの 新作を説明すると、1940年代半ばから1950年代後半にかけてのRock`n Roll 誕生以前の音楽・初期のリズム&ブルース(スクリーミング・ジェイ・ホーキンス、ワイノニー・ハリス)、beat jazz(ビートニクが好んだ様々な音楽)、クライム・ジャズやオブスキュアな7インチの数々を思い起こさせる、フィルムノワール的空気が濃厚なジェーム ス・チャンスならではの危うい世界といった感じでしょうか?もっとわかりやすく言うと、デイヴィッド・リンチが描く世界・空気感、中でもやっぱり 「Blue Velvet」が一番近いでしょうか?ある意味「NO NEW YORK」以上に時空を越えたニューヨークを感じさせるサウンドと言えるのでは。トム・ウェイツ、ジム・ジャームッシュ、キップ・ハンラハン、マーク・リ ボー/ラウンジ・リザース、チェット・ベイカー….の世界が好きな方には是非とも聴いていただきたい作品です。
・ スタジオ録音のアルバムとしては1986年リリースの「Melt Yourself Down」以来、約20年ぶりとなる待望の新作、今のところ日本のみでのリリース!
・ 初期リズム&ブルース、ミンガスやモンクのジャズ、フィルムノアール、ブルーアイド・ソウル…この人のルーツ/バックグラウンドを下地にはしてますが、や はりまんまにはなってませんし(笑)、ジェームス・ブラウンを愛する男だけあります、エンターテイナーとしての側面も充分に反映されてます。
2005windbell\2,500
Jason Kleinberg The Sadness You Feel Will Make You Real サ ンフランシスコ在住のSSWジェイソン・クラインバーグ。2003年にCD-Rでリリースされたファースト・アルバム「Must Have Fun」が2006年夏にめでたくCD化、そして間をあけずに2作目となる本作をリリース。ここ最近Goateeではこの2枚がヘヴィ・ローテーションと なっています。なんともその魅力を表現しづらいアーティストなのですが、ごく自然体で曲を書き作品をつくったら素晴らしいものになった、という感じでしょ うか。優しく温かな雰囲気に溢れたアルバムです。先日このアルバムを聴いた中川五郎さんは「なんかルーファス・ウェインライトみたい」と。その力の抜け具 合やちょっとローファイな感じから気づきにくいですが、彼の曲って意外とドラマチックで、またサウンドはピアノ、フィドル、管などを使用して丁寧に作り上 げられていて、、言われてみると納得。もともとはジム・ビアンコのところのプロデューサー&マルチ奏者ブラッド・ゴードンに紹介されてジェイソンのことを 知ったのですが、本作にはそのブラッドも参加。 2006 self-released \2,000
Jason Kleinberg Must Have Fun サ ンフランシスコ在住のSSWのデビュー作。2003年にCD-Rでリリースされたものを数ヶ月前に入手して以来、Goateeでは密かにヘビー・ローテー ションだったのですが、このたびめでたくCD化されたので販売開始です。一部の曲を除きほぼすべてジェイソンひとりで作り上げられているそのサウンドは、 チープなリズムトラックにアコースティック・ギターとフィドルが乗るというもので、最近少し話題のフリー・フォークと呼ばれる連中や、ルー・バーロウらに 代表されるローファイ宅録アーティスト達にどことなく通じるものの、その力の抜け具合と滲み出る温かさが独自の魅力を生み出しています。そしてなによりそ の優しさに溢れたメロディーが素晴らしいです。普段は、子供から大人まで主に初心者向けフィドル・レッスンもおこなっているらしく、その腕前もなかなか。 フィドラーとして数多くの地元バンドにも参加しているようです。 2006 self-released \2,000
Diego's Umbrella Viva La Juerga 以 前よりGoateeで紹介しているサンフランシスコのシンガー・ソングライター、J.Kleinberg(2008年2月、来日決定!)がフィドル& ヴォーカルで参加しているグループ。ソロ作とは異なるサウンドで、本人達いわく「Mexi-Cali Gypsy Pirate Polka」とのことで、、その通り、ジプシー風あり、ポルカ調あり、また、クラッシュ(Sandinista期?)っぽい曲があったり、それでいて90 年代オルタナ以後の感覚がどうにも滲み出ていて、、こちらもよいです。踊りだしたくなる感じ。 2007 self-released \2,000
Jeff Plankenhorn Plank レ イ・ウィリー・ハバードやスレイド・クリーブスらの作品やライヴに客演、サイドマン&マルチ・プレイヤーとして知られてきたジェフ・プランケンホーンの自 身としては初となるアルバム。カントリー、フォーク、ブルース等をバックボーンに、ほのかににソウル・フィーリングも漂わせ、かなりクオリティの高い楽曲 がそろっている。程よく太く落ち着きがあり、微妙に甘さのある歌声も良し。プロデュースはガーフ・モーリックスで、録音も彼の自宅スタジオであるルート ボールにて。ドラムにリック・リチャーズ、イアン・マクレガン、イライザ・ギルキソンらが客演と、面子も一連のガーフ作品と重なっている。 2004 Blue Corn Music \2,000
Jerkuleez Jerkuleez Bruce Hughes(Bass of Love), Jud Newcomb(Guitars), Malcolm Papa Mali Welborne(Guitars)(Imperial Golden Crown Harmonizersの活動で知られる), Dave Snizz Robinson(Drum)(ブルースのかつてのバンド・メイト)の4人によるインスト・ジャム・ファンク・バンド(?)。腕の立つメンバー達が、軽快 で粋なフレーズをキメつつも、決して派手に弾きすぎるようなことはなく、各曲の長さもコンパクトにまとめ、飽きずに心地よく聴ける1枚となっている。長尺 弾きまくりのジャム系はちょっと苦手という方にもオススメです。 2002 Broke-Dick Records \2,000
Jess KleinBound To Love以前はRykodiscからアルバムをリリースし、フジ・ロックにも来たことがある女性シンガー・ソングライターJess Klein、オースティンに移って初となるアルバムです。プロデュースがMark Addison & Scrappy Jud Newcomb(スクラッピーはもちろん全編でギターも)、ベースがGeorge ReiffHarmoni Kelley(Bob Schneider, Bruce Hughes)、ドラムに Rob Hooper(Guy Forsyth, Bruce Hughes)と、オースティン好きにはお馴染みの面子で、音ももちろん文句なし。そこにJessの女性らしさとちょっと東海岸っぽいソング・ライティング&センスも加わって、非常にバランスの取れた仕上がりとなってます。“Fool”という曲でデュエット参加しているSlaid Cleavesのヴォーカルが絶品。マット電気屋もホーン・セクションで参加、いい味出してます。2009United for Opportunity\2,000
Jim BiancoLive at The Hotel Cafe (CD-R) 4月来日時のツアー会場でも販売した、ライヴ会場限定販売のライヴ盤。地元LAのヴェニュー“ホテル・カフェ”でのフル・バンド6人編成での最近のライヴ音源9曲+隠しトラック1曲。約半数がこれまでの作品には収録されていない(次回作に収録されるだろう)曲です。 在庫限りですのでお早めに!
track listing: 1.Take You Home / 2.Elevator Operator / 3.Shut Up and Kiss Me / 4. I Got A Thing For You / 5.Ok, I Suppose / 6.Belong / 7.Painkiller / 8.Sinners / 9. Goodness Gracious / 10. -
2010self-released\1,500
Jim BiancoSteady (CD-R)※盤がCD-Rのため、一般流通はしません。(とはいってもきちんと盤面印刷された、カラーコピー風とはいえきちんとジャケット有の商品です) Goateeでの限定販売となります。
track listing:
1. Get On / 2. Bad Girl / 3. The Sun Is Gonna Be Here Soon/ 4. Downtown / 5.If Your Mama Knew / 6. Distracted / 7. Gone / 8. Play It One Last Time
ロスアンジェルスを拠点に活動するシンガーソングライター、ジム・ビアンコのオリジナル・スタジオ作品としては3枚目。冒頭、ソウル・ファンク調のぶっと いグルーヴのナンバーで幕を開けたかと思えば、その太くしゃがれた声もあいまってトム・ウェイツを彷彿とさせる妖しげな雰囲気の曲が続く。かと思えばポッ プな小品があり、ゆったりと軽妙な調子のジャジーな曲もある。こう書くと、まとまりのないとっ散らかった印象を受けるかもしれないがそうではない。ロッ ク、ソウル、ファンクからオールド・ジャズ、ブルース、はたまたヒップホップまでをも飲み込んで、その豊かな音楽的素養、圧倒的なヴォーカル、そしていか にも現代の若者らしい(現在29歳)ヒップな感覚でまとめ上げた、唯一無比、まさにオリジナルな1枚の作品に仕上がっている。また、古き良き音楽達に強く 影響を受けながらも、決して単なるバック・トゥ・ルーツに陥らないこのごった煮的な感覚・サウンドは、ジムの暮らすLAという街を象徴しているとも言える かもしれない。前2作に引き続きプロデュースにはライヴのパートナーでもあるマルチ・プレイヤー、ブラッド・ゴードン(ピアノ、クラリネット、ギター etc.)を迎え、他の基本となるレコーディング・メンバーもこれまで同様日頃からライヴでもバックを務めている連中である。そのせいか、ここ数年は彼ら と共に全米各地を精力的にツアーしてたたき上げているだけあって、これまでの作品以上に音も声も剥き出しの生々しい感覚に溢れている。
2006
self-released\2,000
Jim BiancoHandsome DevilLA の新進SSWジム・ビアンコ待望の新作。ライヴ盤、ビッグ・バンド作を挟んで、オリジナル・アルバムとしては2作目となる。ビッグ・バンドとの共演の成果 か、前作以上に鍵盤・管楽器を効果的に用いサウンドはよりゴージャスになり、一方、楽曲はより軽やかにメロディーの立ったものが多くなっている。ロック、 ジャズ、ブルース、キャバレー・ミュージックなどなど様々な要素を感じさせるその音楽性はもはやカテゴライズ不要、その太くしゃがれた声もあいまって、ト ム・ウェイツを思わせたりもするが、そこにジム独特の軽妙さが加わることで、唯一無比の珠玉のポップ・ソング集に仕上がっている。プロデューサー/マル チ・プレーヤーのブラッド・ゴードン(彼はライヴ・メンバーでもあり、各種鍵盤・管楽器を担当)が前作に続き全編で大活躍、先ごろビル・フリーゼルとのコ ラヴォレーション作を発表したペトラ・ヘイデン(元That Dog、チャーリー・ヘイデンの娘)がヴォーカルとフィドルで参加、全英ナンバーワン・ヒットを持つ男にしてジムの親友、ゲイリー・ジュールズが1曲で バック・ヴォーカルを担当、と参加メンバーも豪華。2004
self-released\2,000
Jim BiancoWell Within Reason
LAを拠点に活動するSSW、ジム・ビアンコのファースト・アルバム。ロック、ブルース、ソウル、フォーク、ピアノ・バー・ジャズetc.、様々な音楽性を飲み込んだその雑食性と、太くしゃがれた歌声から、ベックmeetsトム・ウェイツとでも形容できそうだが、軽快でありながら同時にダルなその雰囲気からはオリジナリティが強く感じられる。また、ライヴ・アクトとしても、地元LAでは大変な評判を博しており、その「生」な感覚がアルバムにも詰め込まれている。随所で顔を見せる、鍵盤(ピアノ、オルガン)、管(サックス、トロンボーン)、スライドが良い味をだしている。2002
self-released\2,000
Jim Boggia Fidelity is the Enemy アルバム「The Resentmenst 」でブルース・ヒューズがカヴァーしている“Several Thousand”の原曲収録。リゼントメンツ・ファン必聴!
その点を抜きにしても、素晴らしい出来のポップ・ロック・アルバムです。
2001 scrApple Records

Jon Dee Graham Full チャー リー・セクストンがプロデュースの前作のガシッとした音作りももちろんよかったですが、少しだけシンプルに隙間のある本作のほうが個人的にはちょっと好 み。プロデュースはマイク・ステュワート、参加メンバーは各曲ごとの詳細なクレジットがないですが、アンドリュー・デュプランティス、マイク・ハード ウィックといういつものふたり、ドラムは最近はライヴでもレギュラーで叩いているジョン・チップマン(リゼントメンツ)、そしてブルース・ヒューズ、スク ラッピー・ジャド・ニューコムも参加と、この周辺が好きな人にはたまらない面子ですね。ジョン・ディー特有の昇っていくようなメロディーが満載のロックン ロール・アルバム。ゆったりとおおらかな美しいメロディーの曲ももちろんあります。 2006 Freedom \2,000
Jon Dee Graham First Bear on the Moon リ ゼントメンツのメンバーでもあるジョン・ディーの新作ミニ・アコースティック・アルバム。オースティンのラジオ局KUTで吹き込んだ5曲に、スタジオで録 音した3曲をプラスした計8曲。これまでのアルバムからの再演が多いですが、シンプルなサウンドになることで、太く切ない歌声がやけにしみます。 2005 Freedom \1,500
Josh Rouse Nashville 傑 作「1972」に続く新作は、現在のジョッシュのホームタウンをタイトルに冠してずばり「Nashville」。レコーディング・メンバーもほぼ同じとい うことで、前作の流れを汲むスマートで心地よいオーガニックな極上ポップ・サウンド。それでいながら、そのメロディーの力で、熱くこみ上げてくるものをリ スナーの耳にねじこんでくるのも相変わらず。日本ではあまり紹介されていないようですが、前作と本作との間に発表されたライヴDVDと未発表曲集CDのお 得なセットも合わせてどうぞ。(このページの下のほう参照) まだ来日を果たしていない中では、Goatee的には来日希望アーティストのナンバー・ワン かも。 2005 Rykodisc
 
Josh Rouse 1972 ナッ シュビルのSSW、Josh Rouseの通算4作目フル。タイトルの「1972」とは、彼の生まれた年であり、このアルバムはその頃のサウンドをイメージして制作されたという。鍵 盤、弦、管を多用したスマートなソウル・ポップとでも表現できそうなサウンドで、ルーツ系SSWというこれまでのイメージとは違った(しかも素晴らしい) 一面を見せてくれている。もともとソング・ライティングの才には定評のあるアーティストであるが、それに関しても今作で極みに達した感がある。名プロ デューサー、ブラッド・ジョーンズによって作り出された、アナログ感たっぷりながら決して古臭くはなっていないプロダクションも見事。 2003 Rykodisc
 
Josh Rouse The Smooth Sounds of Josh Rouse
(DVD+Bonus CD)
昨 年発表の大傑作アルバム「1972」に伴うツアー、大晦日の地元ナッシュビルでのライヴを収録。DVDプレイヤーをもっていない自分は見ていないのです が、、素晴らしいライヴであることは保証します。3月にオースティンSXSWで見た数十組のアーティストの中でも、ジョッシュは3本の指に入っていた。ど こまでもスマートで軽やかでありながら、どこまでも力強く熱いその演奏&パフォーマンス。なかなかの男前で女性ファンも多かった。また、DVDには、イン タビューなど含めたドキュメンタリーも収録。ボーナスCDは約40分フル・アルバム並のボリュームのレア・トラック集。もちろん素晴らしいポップ・ソング が並んでいます。 2004 Rykodisc
 
Jud Newcomb Turbinado Resentments のメンバーでもあるジャド・ニューコムのソロ名義では初のアルバム。これまで、プロデューサー、ギタリスト等、サイドマンとしての活動が目立っていたジャ ドであるが、曲も良いし、声も良いし、、初めてこのアルバムを聴いた時には、かなりの嬉しい驚きだった。ポップとさえ思わせるアレンジの曲、ジャンクな 曲、切々と歌い上げる曲etc.、楽曲の幅も広く、わかっていたこととはいえ改めて懐の深さを感じさせられる。
こちらもSOWのレヴューをどうぞ
http://www.ne.jp/asahi/mit/sweet-old-world/album-review-8-03.html
2003 Freedom \2,000
Kacy CrowleyMoodswing
テ キサス州オースティンを拠点に活動する女性SSW、ケイシー・クロウリーの7年ぶりとなる2ndアルバム。実力派&個性派SSW/ギタリストとして知られ るJon DeeGrahamをプロデューサーに迎え、ジョン・ディー自身の作品にも通ずるシンプルかつダイナミックで大陸的おおらかさを感じさせるルーツ・オリエ ンテッドなロック・サウンドに、ストリートやクラブで鍛え上げたケイシー自身によるアコースティック・ギター、そしてチェロ、管などを随所で効果的に織り 交ぜ、ハードなロック・ナンバーからしっとりとしたバラッドまで、力強くエモーショナルに、そして時には可憐に歌い上げている。シェリル・クロウ、キャス リーン・エドワーズ等、ルーツ系女性アーティストのファンには特にオススメ。2003
Stable Recordssale
\600
Kip Boardman Hello, I must be... 西 海岸のSSW、キップ・ボードマンの3年ぶりセカンド・アルバム。ランディ・ウィークスやマイク・スティンソンの作品への参加でベーシストとしても知られ るキップですが、ソングライターとしてもかなりの才能の持ち主です。ちょっとだけヨレ気味の甘いヴォーカルも味わい深く素晴らしいです。前作に引き続き中 心となるのは、キップ、トニー・ギルキソン、ドン・ヘフィントンの3人。曲によって、Josh Grange(pedal steel)、Kristin Mooney(vocal)、Danny McGough(keyboards)など多数のメンバーが参加。数曲でヴァン・ダイク・パークスがオーケストラ・アレンジ、そして、われらが(?) Tom Freundが3曲でベース弾いてます。参加メンバーからも想像できる西海岸特有のゆったりとして乾いたサウンド、ビタースウィートなメロディー、、、 ビーチボーイズやニルソン、そして初期イーグルスなど70年代の音を現在に正統に継承するアーティストのひとりでしょう。前作では、自宅録音風のサウン ド・プロダクションにちょっとだけ貧弱さを感じたりもしましたが、リズ・フェアーやピート・ヨーンなどの仕事で知られるR.Walt Vincentがキップの音楽に魅せられ、本作をリリースするためにレーベルを立ち上げ、レコーディングにも携わっただけあって、そんなことは微塵も感じ させません。 2005 Mesmer Records \2,000
Kip Boardman Upon The Stars LAを拠点に活動するSSWの初作。 Don Heffington(Lone Justice/L.Williams/N.Casal etc.), Tony Gilkyson(Lone Justice/X), Mike Stinsonらのサポートを得て、西海岸特有のゆったりとさわやかなアコースティック・ロック・サウンドを披露。 派手さはないものの楽曲は粒ぞろいで、聴くほどに心にしみる傑作。 2002 Ridisculous
 
Luther Russell Spare Change 元Freewheelers(90年代初頭、LAを拠点に活動していた割とハードなR&Rバンド。メジャーより2枚のアルバムをリリース。)、現在ポートランドでミュージシャン・プロデューサーとして幅広く活躍するLuther Russellの2001年発表3rdソロ・アルバム。Mike Coykendall(The Old Joe Clarks)をパートナーに迎え、自身のギターもしくはピアノ弾き語りをメインに、バンド時代からは想像できないほどに繊細で美しい唄世界を繰り広げている。エリオット・スミスなどにも通ずるか。 2001 In Music We Trust
 
Matt the Electrician One Thing Right 2 月に来日を控えて絶好のタイミングでリリースの最新作。これまでに比べ落ち着いたというか、貫禄が出てきたと言っていいのでしょうか。トランペットやユー フォニュームなどの管楽器(マット本人による)や鍵盤、ヴァイオリン(スパンカーズのシック)などが新たに用いられ、それによって賑々しくなるかと思えば そうではな く、温かみのある歌と安定したバックの演奏とでしっかりとまとめあげている感じ。ぱっと聴いた印象ではこれまでよりもシンプルな音作りに感じられ、曲の良 さが引き立っています。トーチのシーラによるバック・ヴォーカルも効果的。プロデュースは、スクラッピー・ジャド・ニューコム(もちろんギターも弾いてま す)、マーク・アディスンとマットの3人の連名。間違いなくキャリア史上最高のアルバムでしょう。 2007 self-released \2,000
Matt The Electrician & Southpaw Jones Playing: Live at Cafe Mundi   地元オースティンのCafe Mundiで基本的に毎週水曜日にライヴをおこなっているのですが、その模様を収めたもの。2006年7月19日録音。 2007 self-released \2,000
Michael Fracasso A Pocketful Of Rain ス タジオ盤としては6年ぶりとなる新作。年を重ねるとともに、円熟味だけでなく甘さも増している、なんとも不思議な魅力的な声。オースティンのアーティスト らしいアーシーな部分ももちろんあるのだが、P.マッカートニーばりのポップな楽曲がまたすばらしい。パティ・グリフィン、イライザ・ギルキソン、ビー ヴァー・ネルソンがバック・ヴォーカルで参加。 2004
Texas Music Group


Michael Fracasso Retrospective これまでのキャリアを総括するベスト盤(全21曲)と、2001年発表のライヴ盤「Back to Oklahoma」がカップリングとなった超お買い得の2枚組。ベスト盤には、現在廃盤の"Love & Trust"と、ハミルトン・プールの"Return to Zero"からの楽曲も収録されています。 2004 Texas Music Group
 
Michael Fracasso When I Lived in the Wild 95年発表の傑作の誉れ高いセカンド・アルバム。上記ライヴ盤に収録された名曲たちの多くをスタジオ録音版として聴くことができます。意外(?)にも結構ロックなテイストがありますよ。 1995 Bohemia Beat

Neal CasalBasement Dreams (2CD)98年リリースの4thアルバムがデジタル・リマスター&ボーナス・ディスク付のデラックス・バージョンで再発。
ボーナス・ディスクには同アルバム収録曲のアコースティック・ライヴ音源5曲と未発表曲5曲を収録。
小型のハードカバー本のようなパッケージもよいです。
2010Fargo\2,200
No River City This Is Our North Dakota こ れは掘り出し物です。ジョージア州アトランタを拠点に活動するルーツ・ロック・バンドの(おそらく)1stアルバム。男女二人のヴォーカリストがおり、そ の女性ヴォーカリストの弾くチェロが全編で鳴っていて、曲によってはペダル・スティール、アコーディオンなども登場する。という編成からも想像できるとお り、またその哀愁があり時として熱さも感じさせる楽曲から、中期ウィスキータウンを思い出したり。 2003 Six Little Shoes
 
The Pines The Pines あ のBo Ramseyの息子Benson Ramsey とDavid Huckfeltの2人によるユニットThe Pinesのファースト・アルバム。プロデュースはDavid Zollo、父Boやグレッグ・ブラウンの娘たちも参加しており、まさにアイオワ・ファミリーとでも言えそうなレコーディング・メンバー。父譲りの渇いて いながら深い味わいのあるギター、最近のグレッグ・ブラウンの作品やWavelabスタジオ録音作品にも通ずるスプーキィな音の感触、そして、この声だれ かに似てるんだよなと思っていたら、、ジョーイ・バーンズだった。 2005 Trailer
 
The Resentments The Resentments オー スティンのスーパー・グループ、Resentmentsの待望の初スタジオ作。Jud Newcomb, Jon Dee Graham, Stephen Bruton, Bruce Hughesに加え、前作ライヴ盤でドラムを叩いていた今は亡き"Manbo" John Treanorに替わって、今作ではJohn Chipmanというドラマーが参加。もともと毎週末にクラブで演奏するセッション・グループとしてスタートしており、それぞれが持ち寄ったオリジナル曲 にカヴァー曲も交え、スタジオ盤とはいってもそれぞれのソロ作品と比べると良い意味でリラックスしたラフな空気が伝わってくる。J.Newcomb、 S.Bruton、JonDeeの3人が良いのは勿論なのだが、スマートな歌声とメランコリックな楽曲で独自の魅力を発揮しているB.Hughesが思い のほか良い。とにかく、現在のオースティンのシーンを語るうえでは欠かすことの出来ない必須のアルバム。
2003 Freedom \2,000
Richmond Fontaine Thirteen Cities 通 算7作目のオリジナル・アルバム。プロデュースは前2作に引き続きJ.D.Foster、レコーディングはキャレキシコの拠点としても有名なアリゾナ州 トゥーソンのWavelabスタジオで。ジョーイ・バーンズ(キャレキシコ)、Jacob Valenzuela(読めん)(キャレキシコ)、ハウ・ゲルブ、ニック・ルカらがゲスト参加。そしてもちろんポール・ブレナードもペダルにトランペット にと大活躍。のっけからトランペットが鳴り響き一瞬「キャレキシコの新作か?」と思わせるような幕開けから、いつも通りのドラマチックに盛り上がっていく 曲、リーディング調の小品など、バラエティに富んだ、それでいて全体がひとつのストーリーになっているような、リッチモンド・フォンテーンというバンドの 魅力全開のアルバムです。 2007 El Cortez \2,000
Richmond Fontaine Live at The Doug Fir Lounge ウェ ブ、ライヴ会場、一部インディペンデント・ショップ限定販売のライヴ盤。最新作「The Fitzgerald」リリース後の2005年9月、地元ポートランドでの録音、17曲67分とヴォリューム充分。「The Fitzgerald」の雰囲気そのままに静かに幕を開けるものの、徐々に盛りあがり、不穏な空気が流れ出し、中盤で爆発。“Through”、 “Hallway”、“Montgomery Park”(10‐12曲目)の流れなんか圧巻です。Willy Vlautin (Vo, G)、Dave Harding (B, G)、Dan Eccles (G, B)、Sean Oldham (Dr)という現在のツアー・メンバー4人に、地元でのライヴをということで、キーボードにMike Coykendal (1曲でヴォーカルも披露)、チェロにCollin Oldhamが加わり、スティール奏者ポール・ブレナードの不在を埋めて余りある素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれます。このアルバムを聴くと、リッ チモンド・フォンテーンというバンドを所謂オルタナ・カントリー第2世代みたいな文脈で語ることがもはやいかに無意味であるかということが、キャレキシコ などにも通じるオリジナリティとパワーを併せ持った稀有なバンドであることが、よく解かるでしょう。 2006 El Cortez

Richmond FontainePost To Wire遂 に、というかやっと入荷!アルバムごとに進化・深化を続けてきたオレゴン州ポートランドのルーツ・ロック・バンドRichmond Fontaineの通算5作目は、これまでの集大成ともいえる最高傑作。壮大なスケール、枯れ、渇き、物語性をもった歌詞、音だけでもストーリーを感じさ せる展開、時に重く時に激しく時にメランコリックに、めくるめく世界。多くの同系統のアーティストがそのスタイルを変えることで大きく飛躍したりつまづい たりしている中、そのスタイルを突き詰めることで飛躍し成長しているめずらしいバンド。プロデュースにはR.BucknerやA.Escovedoらとの 仕事で知られるJD Fosterを迎え、クリアーになりながらよりスケールアップした音塊を投げつけてくる。スポウクン・ワード調の曲、デボラ・ケリー(ダムネイションズ) をデュエット・ヴォーカリストとして迎えたタイトル曲(名曲)など新たな試みも。正式メンバーとなってこれが3作目となるポール・ブレナードのペダル・ス ティールは本作でも(これまで以上に)大活躍で、バンドの核であり、彼抜きにこのバンドを語ることはできまい。大ブレイク間近、必聴!2003
El Cortez\2,000
The Scabs Destroyer ボ ブ・シュナイダー、そして我らが(?)ブルース・ヒューズ(リゼントメンツ)が在籍するバンド、スキャブズの4タイトル。いずれも5年以上前の作品です が、そんなことはまったく感じさせない素晴らしいアルバムです。日本では入手がすごく難しい商品なので(アメリカでも難しいかもしれません)、この機会に 是非。ジャケットはかなりイケてないです、、。ソウル、ファンク、ラテン、ロックとなんでもあり、どこまでも熱く、それでいてタイトでクール、最高のパー ティ・バンド(?)です。かつては毎週ライヴをおこなっていたようですが、最近は年に数回のペースながら活動は継続しています。 2000 Shockorama Records \2,000
The Scabs Bomb Tracks -limited edition holiday remix CD- 1998 Shockorama Records \2,000
The Scabs More Than A Feeling 1998 Shockorama Records
 
The Scabs Freebird(ライヴ盤) 1998 Shockorama Records \2,000
Scott ThomasLovers and Thieves
LAを拠点に活動するSSW、スコット・トーマスの5年ぶり3作目。G.Parsons,N.Young,J.Browne,T.Petty、最近では、R.Adams,N.Casal らの名を引き合いに出されるとおり、米国ルーツ系SSWサウンドを継承する正統派。エッジの立ったサウンド、西海岸特有の爽やかさ、メランコリックさを併せ持ち、心地よくも聴き応え充分。共同プロデューサーにEthan Johns,Andrew Williams,Howie Beckらを迎え、参加メンバーにはBenmont Tench,Mark Ford,Gary Julesらの名前も。2003
Halfpipe Recordssale
\600
The StairsWho Is This Is1993年に録音されていたにも関わらず、 未発表のままとなっていた幻のセカンドアルバム
「これ誰? ステアーズだよ」というタイトルは見事
ファーストー4枚のEPの延長線上とはいえ、大きく異なるこの失われた展開は15年後の今、どう聴かれる?
時はアシッドハウス全盛の「セカンド・サマー・オブ・ラヴ」−90年代初頭.。
The LA’s と同時期に登場したステアーズのことをいまだに特別なバンドと語り継ぐ人は多い。
なぜなら、彼らのサウンドは結果その後現れる音を予見していたことを歴史が示しているから。
その後、リトル・バーリー、ザ・ズートンズ、ポール・ウェラー、ジョニー・マー、ノエル・ギャラガー….といった英国ミュージシャンたちの経緯を集めることになる理由はここにすでにあるといってよいでしょう!
オアシスやプライマルのボビーはこの音源のブートを手に入れてたのでは?と思わせる曲がここには収録されてます(笑)

「シングル“Weed Bus”―大麻を手に入れることへの感謝を仄めかすオマージュ―は当時の傑作の一枚であり、今日でもそうあり続ける。1966年のカルフォルニア、美しい 時代を表現したものだ。あんなふうに情熱をもって、ザ・チョコレート・ウォッチバンドのスピリットを正しく呼びさますバンドなんていなかったんだよ。一触 即発の迫真性を持つウルトラ・ギタリストのゲド・リン、ドラマーのポール・マグワイア、そして純粋な強さと深さのあるエドガーのパワフルなベースと声が、 彼らを時代の先端へと導いた。」

「このディスクには想像上のナゲッツのサイド3と4に収録されている、これから世界を揺るがすような曲が収録されている。ザ・ステアーズは現在のリヴァ プール・シーンへと続くすべての道の出発点だ。今、街にいるミュージシャン志望の若い子に何がエキサイティングか聞いてごらん。賢い奴らは、ザ・ステアー ズと答えるよ。」
(windbellプロモーション・コメントより)
2008windbell\2,640
The StairsRight In The Back Of Your Mind日本盤のみ紙ダブルジャケット仕様、歌詞付、ボーナストラック2曲(未発表曲)収録
ライナーノーツ:エドガー・ジョーンズ、バーニー・コナー(対訳付)
「アルバム “ Soothing Music For Stray Cats “ がロングセラーを続ける、エドガー“ジョーンズ”ジョーンズ。彼が率いていた今や伝説のバンド・THE STAIRS(発表された4枚のEP、アルバム” Mexican R’n’ B “ は現在、すべて廃盤)。現在、活躍するThe Coral, The Zutons, The Stands といった若手のバンドはステアーズの影響下にあるといってよいでしょう。ステアーズが1960年代のガレージ(英米のみならず、オランダのバンドにも詳し いのでは)、リズム・アンド・ブルース、サイケデリアを半端じゃない探究心をもって追求していたことは残された音源から充分うかがえます。このアルバムは その後、1st EP “  Weed Bus “  ( TR1・The WHOへのオマージュですね )、1st Album “ Mexican R’n’ B “ に収録されることになる曲(TR 2,3,4,5,9)のデモ、EP “ Women Gone And Say Goodbye “ に収録された、キャプテン・ビーフハート・スタイルでカヴァーした、ボ・ディドリーの “ You Don’t Love Me ( You Don’t Care ) “ のライヴ・ヴァージョン、TR7,8,10,11,12,13,14 は未発表のままとなっている幻のセカンドアルバムに収録されてると思われる曲のデモなどを収録したコンピレーションアルバム。このバンドの音、エドガーの 音を聴いたことがある方ならお判りかと思いますが、単なるデモ集と侮ることないようご注意ください。録音状態はひどい!です。が、最高にガレージ感・初期 感に溢れた、1stアルバムに収録された録音よりもいい演奏・録音といってもよい内容です。セカンドに収録されていると思われる曲を聴くと、このセカン ド、すごい内容になっていることがうかがえます。14曲目の” Cabbage Man “ なんて絶頂期のストーンズを思い起こさせます。今、聴けばわかることですが、その後・・・・・スクリームがやろうとしてたこと、とっくにやってます。」
以上、wind bellのプロモーション・コメントからですが、ふだん当店で取り扱っているような音楽を聴いている方は、録音状態がひどいとはまったく思わないのでは? 実際に私がそうでした。90年以後のイギリスのバンドなどを聴かないでいるアメリカ好きの方にこそ聴いていただきたい作品です。
2006windbell\2,400
Stephen Bruton From The Five リ ゼントメンツの最年長メンバー、スティーヴン・ブルトンの3年ぶりの新作。この渋味はたまりません。今年はメジャー・アーティスト含めベテラン勢が立て続 けに素晴らしい新作をリリースしていますが、それらと並べてもまったく遜色ない素晴らしいアルバムです。ビル・ペイン(リトル・フィート)がピアノ、オル ガンで全面参加。 2005 New West

Steve Sullivan Imaginary Friends こ れは掘り出し物!ニュー・メキシコ在住、20代前半のSSW、Steve Sullivanのデヴュー作。ギター、ベース、ドラム、ピアノ、ハーモニカ等、すべての演奏、そして、エンジニアリング、ミックスまで自宅スタジオで自 身の手でおこなっているのだが、そこから想像されるローファイ感はあまりなく、シンプルでありながらスケールの大きいサウンドに仕上がっている。時に熱 く、時にメランコリックな楽曲もとてもよい。焦燥感をあおるようなハーモニカはすごく好き。オススメというよりは、個人的にとても好きな作品。ぱっと思い ついた例えは、リチャード・バックナーmeetsトム・ヨーク。 2003 self-released
 
Steve Wedemeyer Disclose ヒュー ストンTXのSSWのデヴュー作。ゆったりとおおらかなルーツ・ロック・サウンドに、男臭くもどこか情けないような不思議な魅力を持った声がのる。時に ヴァン・モリスンを思わせたりも。ギター、ベース、ドラムにスティール、ハープというルーツロックバンドの編成でありながら、その声と楽曲の魅力も手伝っ て、絶妙なソウル・フィーリングを醸し出している。プロデュースはJon Dee Graham(ギター、ラップ・スティールも弾いている)。ドラムは、フラットランダース復活作、ジョン・ディー、ケリー・ウィリスらの作品への参加で知 られるRafael Gayol。 2003 Browntown Records \2,000
Tim Easton Break Your Mother's Heart 2 年ぶりの3rdアルバム。Jim Keltner(Dr),Hutch Hutchinson(B),Jai Winding(P,Org)ら名プレイヤーを迎え、シンプルでありながら安定感のある演奏が展開され、ソングライターとしての力量がこれまで以上に際立 つ仕上がりに。良い具合に枯れつつも温かい、さらに円熟味を増した歌声も魅力。現在のアメリカン・ロックの有るべき姿がここに(筆者見解)。ディラン、ラ イアン・アダムスetc.のファンにオススメ。 2003 New West \2,000
Tom Freund and Co. Sweet Affection Part 1: New Tracks from The Studio
1. Sweet Affection 2. Gentleman of The Shade (featuring Victoria Williams) 3. The Duration

Part 2: Live in Santa Monica: Sweet Relief Benefit
1. Copper Moon 2. Old N' In The Way 3. Sympatico 4. Francie
5. Can't Cry Hard Enough (cellular duet with V.Williams)

スタジオ新録3曲と2003年3月のライヴから5曲で計8曲、トータルタイム42分でアルバムサイズのヴォリュームです。鍵盤の跳ねる軽快なポップ・ チューン、トムのギター&ベースにストリングスというシンプルなアレンジでヴィクトリアとともにしっとりと歌い上げるバラッド、ギターの唸るちょっとサイ ケがかった曲、とたった3曲とはいえ新録はバラエティに富んでます。で、相変わらずいい曲書いてます。ライヴのほうは4人のバンド編成、アルバムでも感じ られる落ち着きの中にある熱さとでもいうようなトム独特の魅力がより強く感じられます。残念ながらベース弾きながら歌っている曲はないようですが、ギ ター、マンドリン、ハーモニカとマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。ラストの曲では、ヴィクトリアが電話口からヴォーカルで参加!
2005 Surf Road Records \2,000
Tom Freund Copper Moon NY 出身、現在は西海岸在住のSSW/マルチ奏者の3rdアルバム。92年にはベン・ハーパーとの連名でアナログのみ数量限定のアルバムを発表、その後The Silosに加入、現在はオープニングも兼ね、グラハム・パーカーのバンドにベーシスト/マルチ・プレイヤーとして参加(レコーディングにも)、あのヴィ クトリア・ウィリアムスも賛辞を惜しまない、などその才能は他アーティストからかなりの評価を得ているよう。本作もその評価にふさわしい素晴らしい作品 で、ベース、ギター、鍵盤など多くのパートを自身でこなし、全体にクールで憂いのある落ち着いたメロディー&サウンド、が、その底には熱いかたまりを持っ ているとでも言えようか、そして時としてその熱さが表にも現れてきたりもし、また所々で顔を見せるジャズ・フレイヴァーも粋。最近のロイド・コールの作 品、またロイド作品にも参加しているデイヴ・ダービーのアルバムなどにも通ずる雰囲気を持っている。参加メンバーもなにげに豪華だったりする。個人的には 最近もっとも気に入っているうちの一枚。 2004 Surf Road Records \2,000
Tom Freund Sympatico 最近入荷した新作が素晴らしかったので、2001年発表の前作セカンドも入荷。(クレジットが2003年となっているのは再リリースなんでしょうか?)ローカルなものからメジャーなものまで沢山の作品への参加で知られるDave McNairをプロデューサーに迎えたオースティン録音が主。ガーフ・モーリックスも参加。ということでジャズ風味が少し控えめで、ルーツ色が少し前に出てきている感じだが、こちらもまた良し。 2003 Surf Road Music \2,000
Tom Freund North American Long Weekend で、1998年発表の1stも入荷。ソロ作品こそなかったものの、それまでもミュージシャンとしてのキャリアはあり、その後の作品にもまったくひけをとらない完成度。Don Heffington、Bob Glaub、Greg Leiszらニール・キャサール作品常連メンバー、Rami Jaffe(ウォールフラワーズ)、そして、ジャズ・オルガニスト、ジミー・スミスなど幅広いメンバーが参加している。彼の個性ともいえる絶妙なジャズ・フレイヴァーもあってか、トム・ウェイツを引き合いにだされて紹介されることもしばしばあるらしい。 2002 Surf Road Music

Troy Campbell Long In The Sun 約4 年ぶりとなるサード・アルバム。前作に引き続きガーフ・モーリックスがプロデュース、ドラムはガーフ作品には欠かせないリック・リチャーズ、ベースはビー ヴァー・ネルソンやウォルター・トラガートらとの仕事で知られるマイケル”コーンブレッド”トレイラー、そしてスクラッピー・ジャド・ニューコムがギター で1曲参加と、まさにオースティンという面子での制作。地に足のついた安定したサウンドに、トロイ独特のポップ・センス、やわらかくも強い歌声が見事に マッチした快作です。 2006 M-Ray Records sale
\800
Walter Tragert & The Rated-G'sRough Day at the Sandbox ウォルター・トラガートの久々の新作は『砂場でのキツい日』(?)というタイトルからも察しがつく通り、キッズ・レコードです。
最近は子供向け音楽教室の講師として忙しい日々を送っているウォルターですが、生徒の親御さん達からのリクエストもあってのアルバム制作なんじゃないかと想像します。
とはいっても、歌詞内容こそ子供向けながら、その音はいつも通りの軽快なロックンロール・サウンドで、これも毎度のことながら良曲が揃ってます。
参加メンバーも、
Scrappy Jud NewcombRon FlyntJohn ChipmanSeelaJon GreenGeorge Reiffというおなじみの連中。
作っている当人達もとても楽しんでいる様子が伝わってくる素敵なアルバムです。
2009self-releasedsale
\1,000

Walter Tragert Heavy Just The Same ウォ ルター・トラガートの、イタリアのみでリリースされたファースト・アルバム。最新作セカンド・アルバムにも引けを取らない出来です。プロデュースはスク ラッピー・ジャド・ニューコム。ジョージ・リーフ、デブラ・ケリー&エイミー・ブーン(ダムネイションズ)、イアン・マクレガン、チャンプ・フッドらが参 加。
詳しくはSOWのレビューをご参考に。
http://www.ne.jp/asahi/mit/sweet-old-world/premium_interview.html (ページ下部)
1995 Club de Musique

V.A. Songs To Howl At The Moon By: Original Children's Music オースティンを代表するシンガー・ソングライター6人によるチルドレン・ソング集、楽曲はすべて書き下ろしのオリジナルです。オースティン好きは必携ですね。
TRACK LISTING: Matt the Electrician - In the Castle / Scrappy Jud Newcomb - You Can Never Tell / Jon Dee Graham - Hippopotamus / Matt the Electrician - Rising Moon Ranch / Bob Schneider - Jump, Shake Your Booty / Steve Poltz - I'm Not A Marsupial / Billy Harvey - When You Grow Up / Steve Poltz - The Spider & the Bumblebee / Bob Schneider - A Little Love / Scrappy Jud Newcomb - I Like My Friends / Jon Dee Graham - How Much I Love You / Billy Harvey - Clap Your Hands
2006 Freedom \2,200


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